“価値あるムダ”が人生を豊かにする

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 お金にしても、仕事にしても、人間関係にしても、上手に世間を渡る人はいるものだ。では、うまくいく人といかない人の違いはどこにあるのか。
 そのキーワードは「習慣」だ。
 「よくない習慣」をひとつやめ、「いい習慣」をひとつ身につける。その繰り返しで人生は豊かになっていくのだ。では、その「いい習慣」とはどんなものなのか。

 『ずっとうまくいく人の習慣』(本田健/著、三笠書房/刊)では、充実した人生、豊かな人生、失敗のない人生を送るために、何をしたらいいのか、その習慣を身につける方法を紹介していく。

■節約しても豊かにはなれない
 生きていく上でお金は大事なものだが、その使い方次第で人生の豊かさも変わってくる。慎ましやかな生活をして節約ばかりしている人は、豊かさから縁遠くなる。ケチケチしているうちに、毎日の生活から潤いがなくなってしまうからだ。一方、ムダ遣いができる人の生活は豊かなものになる。なぜなら、ムダの周辺に豊かさを感じるチャンスがあるからだ。

 例えば、趣味のカメラなど、「好きなこと」にお金を使うことで、人間関係が広がり、さらにその後の未来まで変わっていくこともある。今、手元にある10万円を貯金する人と、その10万円をすべて使って旅に出る人では、その後の人生の広がりが変わってくる。また、同じムダ遣いでも、自分にふさわしくないのでは?と思えるムダ遣いができる人のほうが人生は広がる。自分が「ムダかも」と思うところに人生を面白くさせたり、豊かにしたりするきっかけが潜んでいるのだ。

 なかには、ムダなことをしたら「もったいないことをしちゃった」と、自分を責めるタイプもいる。「どうして、こんなもの買っちゃったんだろう」とくよくよ悩んでしまうのだ。お金にかっちりしている人ほど、そのように考えがちになる。
 本当に豊かになりたいなら、自分がムダだと思うことが豊かさにつながるという意識でお金を使うことが重要なのだ。

 決して、節約をすることが悪いことではないが、常にお金のことばかりを考えて生活するのも気が休まらない。使ったお金によって、できる思い出や経験が人生を豊かにもする。そんなバランスが大切なことなのだろう。
(新刊JP編集部)