「やはりあなたには私しかいません」
「あなたと夫婦になりたい、あなたと家族になりたい」
毎回、山Pのセリフに胸キュンする『5時から9時まで』(フジテレビ系/月曜よる9時)。


しかし高嶺(山下智久)の真剣なアタックも、すんなりとは受け入れてくれない潤子(石原さとみ)。29歳と結婚を焦ってもおかしくない年頃でも「恋より仕事」、「何よりもまずは憧れのNY勤務」という心境だろうか。むしろ周囲の男性陣の方が結婚を焦っているような……。

三嶋の強引なキスで動きだした4話


それでも潤子の発言にも少しずつ変化がおきている。高嶺を引き止めにやってきた3話では……

「私の前から勝手にいなくなるなんて許しません」
「友達ならなってあげてもいいですよ」
お見合い相手、英会話スクールの講師と生徒という関係からは前進。まずは友達としてつき合うことになった。
しかしELA主催のパーティー中に、勢いで三嶋からキスされてしまう潤子。目撃した高嶺をはじめ、清宮マネージャー、教え子の由希も潤子への気持ちが抑えられなくなってしまう。

初めてづくしのお泊まり


高嶺は、潤子の両親の馴れ初め「お泊まり=結婚」にヒントを得て、寺を宿坊にして潤子たちを招くことにした。
大切な法要を控えているにも関わらず、宿坊の準備を頑張る高嶺が健気だった。

弟子がたくさんいるのに、掃除に洗濯、潤子の好きなカニなど食材の調達から調理、給仕までを一人でこなした。「友達を招くのは初めてだから精一杯もてなしたい」と、どこまでもまっすぐな高嶺。
潤子のためにと黙々と働く姿をみていたら涙が出た。

派手さはないけれど、家事全般できるし、真面目で一途、浮気の心配も要らない。こんな人が旦那さんだったら幸せだろうな……。

そもそも、友達を家に招いて、夜更かしして、4人で雑魚寝という、なんでもないことが初めてだった高嶺。大きな寺の跡取り息子という、生まれながらに背負うものがあって、東大に入学して寺に入ってからも、ずっと真面目に生きてきたことが感じられたし、これまでことあるごとに花束を贈る“恋愛マニュアル”っぽさも納得がいった。不器用というよりも経験がないのだろう。

甘える高嶺、潤子も許した膝枕


結局、高嶺は不眠不休で頑張ったがために、法要の前日に熱を出してしまう……。教室もお休み。それを知った潤子が見舞いにやってきたが、そこで甘える高嶺も切なかった。
手をつないで欲しい、手料理が食べたい、デートがしたいって、ここぞとばかりに要求しすぎだけど、いつになく甘えてる。熱にうなされているのに、好きだと伝える。潤子は手をつないで、デートや手料理の約束も、そして膝枕も許した。……好きで好きで仕方ないんだ。

翌朝、復活した高嶺は、別人かと思うほどにかっこよかった!
いつもの法衣とは違う、金襴の袈裟をまとった正装で華やか。そして見送る潤子に、高嶺は「行ってきます」とはじめて微笑みをみせた。この不意打ちはずるい!……これが噂の美坊主萌えか。

キス騒動から一気に騒がしくなった4話。清宮マネージャーは、かつて潤子に気持ちを伝えなかった後悔からNYへ一緒に行こうと告げる。高嶺の花嫁候補として祖母ひばり(加賀まりこ)が勝手に連れきた足利香織(吉本実憂)も、看病に入る隙がなかったことで闘志を燃やす。
5話の予告では、ホテルにいる二人の姿が……。いよいよ急展開か?
(柚月裕実)