川崎戦で圧巻のハイパフォーマンスを見せた西川だが、チームは勝点3を掴みきれなかった。写真:石倉愛子

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 11月5日にロシア・ワールドカップのアジア2次予選、シンガポール戦(同12日)、カンボジア戦(同17日)に臨む日本代表メンバーが発表された。現在グループ首位に立つ日本は、この2試合を連勝し1位通過への足固めとしたいところ。気になるのは、招集メンバーの現在の調子だが、果たして代表チーム合流前の直近のゲームでのパフォーマンスはいかなるものだったのか?
 
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GK
西川周作(浦和)
対 川崎(△1-1/@埼玉)
採点:7(フル出場)
 
間接FKからズラタンの頭を経由して興梠のゴールを演出するなど、攻撃の起点となるプレーのクオリティは高かった。守備でも終盤に田坂との1対1を二度も制する(ビッグセーブとシュートコースに入りミスキック誘発)などビッグセーブを連発。大仕事を続けているのは確かだが、ここ最近彼が目立ってばかりいるのは、チーム全体の課題だ。
 
GK
東口順昭(G大阪)
対 広島(●0-2/@万博)
採点:5.5(先発 59分OUT)
 
カウンターからしっかりフィッニッシュまで持ってくる広島の攻撃を堅実なゴールキーピングでストップしていたが、ドウグラスの強烈なFKには反応できず。その後に足を痛めてピッチに倒れ込み、担架で運ばれて交代を余儀なくされた。試合後、選出されていた11月のシンガポール戦、カンボジア戦の日本代表メンバーを辞退することになった。
 
GK
林 彰洋(鳥栖)
対 仙台(○1-0/@ベアスタ)
採点:6(先発フル出場)
 
数少ないピンチをきっちりと凌ぎ、今季8回目のクリーンシートを達成。DFに当たってコースが変わった25分の二見のシュートをビッグセーブで防ぐと、その後も相手のミドル、クロスに対してよどみない判断で対応してみせた。
 
GK
六反勇治(仙台)
対 鳥栖(●0-1/@ベアスタ)
採点:5.5(先発フル出場)
 
東口の負傷辞退を受けて急きょ鳥栖戦後に追加招集が決まった。鳥栖戦では開始わずか1分、左右に振られてディフェンスを崩され、中央から豊田に押し込まれ先制点を許してしまった。その後は好セーブを見せて追加点を許さず、最低限の仕事は果たした。
 
DF
槙野智章(浦和)
対 川崎(△1-1/@埼玉)
採点:5(先発フル出場)
 
相手のウィークポイントを突いて突破を図り、惜しいミドルも放つなど攻撃面では厚みを加えていたのは確か。しかし、ボールに食い付いてかわされた、44分の失点シーンの森谷への対応は痛恨のミスだった。この日の浦和は前半からエンジン全開で快調なペースで飛ばしていただけに、前半終了直前の悔やまれるワンプレーとなってしまった。
 
DF
森重真人(FC東京)
対 柏(○1-0/@柏)
採点:6.5(先発フル出場)
 
前節の浦和戦では4失点を喫していただけに、きっちりと修正を施し無失点に貢献。背後のスペースケアにも抜かりなく、細心の注意を払ったカバーリングでパートナーの丸山と堅守を築いた。また決勝点となるPKも決めて、今季の必勝パターンである「ウノ・ゼロ」ゲームを攻守両面で演出した。
 
DF
丸山祐市(FC東京)
対 柏(○1-0/@柏)
採点:6.5(先発フル出場)
 
森重とともに堅実なラインコントロールを見せ、無失点勝利に貢献。とりわけ空中戦では存在感を発揮し、ほとんどの局面で競り勝った。前節の浦和戦ではズラタンのパワーに押し込まれたが、この日は対人プレーでの強さを見せつけ、代表メンバー選出による好影響を感じさせた。
 
DF
藤春廣輝(G大阪)
対 広島(●0-2/@万博)
採点:5(先発フル出場)
 
ミキッチの上がりを警戒するあまり、攻撃面で効果的に絡めていなかった。後半途中からようやく縦への推進力が見られ、高い位置で宇佐美、遠藤とのパス交換も見せたが、広島に脅威を与えるほどではなかった。一方守備では決定的な突破を許さず堅実さを見せていたが、終盤に広島の鋭いカウンターに付いていけず、同サイドの清水にゴールを許してしまった。