代表チームまとめる槙野、“いじられ役”も歓迎「ありがたいこと」

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 2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア2次予選のシンガポール代表戦(12日)、カンボジア代表戦(17日)に臨む日本代表は8日、千葉県内で国内組11名が1時間弱の調整を行った。練習後、浦和レッズに所属するDF槙野智章が記者団の取材に応じている。

「初日っていうことで、この2連戦をいいゲームにしたい、いい結果で年内を終えたいということを言っていました。あとは新しいメンバーが加わるっていうことでも、またチームとして1つになってやらないといけないということ」と、練習前にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が話した内容を説明した槙野。

 そのミーティングでは笑い声が起こる場面もあったが、「林(彰洋)と(金崎)夢生の紹介の中で、林が少しフランス語で挨拶をして、少しフランス語が分かるっていう話をした時に、(指揮官から)「彼はフランス語が少し分かるけども、槙野は日本語すらできていない」っていうことを(笑)。なぜか俺にくるっていうか。それでひと笑い起きた」と、自身がハリルホジッチ監督にいじられたことで笑いが起こったと明かした。

 同監督体制となって初の選出となった林や金崎を含め、チームをまとめるムードメーカー的な役割に期待がかかる槙野は、「それでチームが一つになること、和気あいあいとすることは大事だと思います。グラウンドに出てもそのメリハリの部分は大事だと思いますし。少ない時間の中でメンバーが入れ替わる中でも、コミュニケーション、連携の部分はピッチ外の時間でも非常に大切になってくると思いますので、非常に良いいじりというか、僕にとってはありがたいことだと思います」と、チームの為に“いじられ役”も歓迎する姿勢を見せている。

 そんな新鮮力について指揮官はメンバー発表の際、「競争してくれ」と語った。槙野は、「自分の席は自分で守る。で、自分の席を奪いに行くってことを新しい選手にも言っています」と、自分なりのアドバイスを送ったようで、「毎日がバトルだと思います。練習もそうだし、試合の中でも自分の行動ひとつ、そして声ひとつでチームが大きく変わることもある。チーム内での競争意識がないとチーム力っていうのは上がってこないと思います。前のチーム、ザッケローニ監督の時もアギーレ監督の時もそうだし、最初のほうで少しメンバーを固定しすぎるとチーム内での競争っていうのがなかなか出てきません。そういう意味で、今は常にメンバーが入れ替わっているし、競争意識も出してくれていますので、お互いをリスペクトしつつも自分の席を守る、自分の席を奪いに行くっていうスタンスは日頃の練習から出ているんじゃないかなと思っています」と、各選手が高い意欲を持ってポジション争いに臨んでいると述べた。