学生の窓口編集部

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見た目や味、使用法などにほぼ違いがないのに、複数の名称が存在している食材や食品がありますよね。「何が違うんだろう?」とモヤモヤしたこともあるのでは? そんな食に関する違いについて、572名の読者に聞いてみました。

Q.何が違うんだろう? とモヤモヤしていた食に関する「違い」を教えてください(複数回答)
1位 「しらたき」と「糸こんにゃく」:こんにゃくは、こんにゃく芋を粉にして石灰乳を混ぜて固めたもので、「糸こんにゃく」は、その固まって板状になったこんにゃくを細く切って糸状にした物。一方「しらたき」は、液体の状態の時点で細い穴に通して糸状にし、それを固めたもの 33.6%
2位 「クッキー」と「ビスケット」:全国ビスケット協会によると、「ビスケット」は小麦粉を練った生地を焼いたものの総称でビスケット類と呼ばれており、ハードビスケットやソフトビスケットといった種類にわかれている。「クッキーは」このソフトビスケットに含まれ、手作り風の外観で、かつ糖類と食用油脂の合計の割合が40%以上のもの 21.3%
3位 「そうめん」と「ひやむぎ」:JIS規格によると、「そうめん」は太さ1.3mm以下、「ひやむぎ」は太さ1.3mm〜1.7mmのものとされている 20.1%
4位 「カフェラテ」と「カフェオレ」:「カフェラテ」はイタリアで生まれ、「カフェオレ」はフランスで生まれたもの。「カフェラテ」ではエスプレッソを使い、「カフェオレ」ではドリップコーヒーを使っている 18.7%
5位 「ピーマン」と「パプリカ」:「ピーマン」は、南アメリカ原産地のナス科トウガラシ属の植物。「パプリカ」は、ハンガリー原産のピーマンの一種で、肉厚で甘味が強いのが特徴。「パプリカ」も「ピーマン」も品種と熟度によって色が決まるので、一概に緑=ピーマン、赤=パプリカとは言えない 13.3%

■「しらたき」と「糸こんにゃく」
・「しらたきと糸こんにゃくは同じものだと思ってました」(47歳女性/医療・福祉/専門職)
・「地域による呼び方の違いかと思っていた」(30歳女性/通信/事務系専門職)
・「先に固めるか後で固めるかの違いだけで、結局こんにゃくであることに変わりない」(35歳女性/医療・福祉/専門職)

■「クッキー」と「ビスケット」
・「ビスケットはさっぱり、クッキーは油が多くてしっとり、というイメージがありました。『手作り風の外観』という条件がおもしろすぎます」(23歳女性/金融・証券/事務系専門職)
・「いつも何となくクッキーとビスケットと使い分けていたが、ちゃんと理由があるのは最近知った」(28歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「ビスケットはイギリスでクッキーはアメリカだと思っていた」(33歳女性/医療・福祉/専門職)

■「そうめん」と「ひやむぎ」
・「何が違うかわからないままスーパーで購入していた」(24歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「ずっと何が違うのかと思っていたが、まさか太さだとは思わなかった」(23歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「違いがわかってすっきりしましたが、これからも適当に選んでしまいそうです」(26歳女性/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

■「カフェラテ」と「カフェオレ」
・「カフェラテとカフェオレ、両方取り扱っているお店があって、いつも違いが分からないまま注文していた」(22歳女性/医療・福祉/専門職)
・「スタバにいくたびに披露できるネタ」(38歳男性/電機/技術職)
・「イタリア語とフランス語の違いだけだと思っていた。材料が違っていることを後から知った」(31歳女性/医療・福祉/事務系専門職)

■「ピーマン」と「パプリカ」
・「赤ピーマンと赤いパプリカは何が違うのかよくわからなかった」(45歳女性/建設・土木/技術職)