Doctors Me(ドクターズミー)- 散歩中、愛犬が他の犬に噛まれてしまったら…必ずチェックしたい4つのポイント

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散歩の途中で会う犬に、顔を合わせるたび毎日吠えられていたところ、向こうの飼い主がうっかり手を滑らせてリードを手離してしまった! その瞬間、向こうの犬が走り寄ってきて愛犬に咬みついた…こんなトラブルの話をたまに耳にします。

もし愛犬が他の犬にケガを負わされてしまったら、まず始めに何をしたらいいのでしょうか?今回は犬同士のケンカで受けたケガについて、詳しい話を獣医師に聞いてきました!

ケガを負ってしまったら

犬同士のケンカで負ったキズ。犬の口中に細菌が非常に多いため、放っておくと必ず感染し、化膿してしまいます。また、犬は咬みついてくわえたまま首を振ることがあります。その場合、表面の傷よりもその下の組織の損傷がひどい場合があります。見た目だけで判断せず、すぐに動物病院へ連絡し、必ず診てもらうようにしましょう。

病院へ連れていく前の応急処置

1. 落ち着かせる
犬が噛まれた場合、ショックで怯え、場合によっては興奮して飼い主に咬みつくこともあります。まずは落ち着くように声をかけてあげてください。

2. キズを確認
全身をすみずみまで見て、傷口をチェックしてください。咬みつかれた穴は小さくても、その奥が大きく裂けてしまっている場合もあります。犬の痛がるところ、出血している箇所をひとつずつ確認します。

3. 傷口を洗う
傷口が見つかったら、出血の有無を確認し、流水などできれいに洗い流してください。バリカンなどがあれば、洗い流す前に傷口の周りの毛を刈り取っておくと、傷口を確認しながら効果的に洗うことができます。

4. 止血する
出血が止まらない場合、清潔なガーゼなどを強めに当てるか傷口を強く掴み、数分間そのままにすると止血ができます。傷口が乾燥してしまうとその後の処置にも影響が出ますので、ワセリンなどの軟膏があれば塗っておくとよいでしょう。

運ぶときは極力慎重に、愛犬にショックを与えないようにしてください。

動物病院で行われる処置

1. 最初に気道、呼吸、血液循環をチェック
2. 出血が大量でショック状態であれば速やかに点滴を開始
3. 呼吸が浅かったり、難しそうな場合、気道確保などの処置を行う
4. 腹部、脊椎、頭、骨盤、手足、末梢の動脈、神経と順に検査
5. 骨の破砕、骨折、脱臼などの有無を確かめるためにレントゲン撮影

抗生物質はできる限り早く投与し、さらに鎮痛薬を投与した後、創傷部位が乾かないよう水溶性のゼリーを傷口に塗布します。必要に応じて麻酔を行い、創傷部位の修復を行います。

獣医師からのアドバイス

愛犬がケガをしたら大きなショックを受けますね。もちろん、逆の立場になっても心が痛みます。愛犬の散歩中はマナーを守ってリードは必ずつけ、決して離さないよう気をつけて下さい。

(監修:Doctors Me 獣医師)