2014年のソチ五輪において、スキージャンプ個人ラージヒルで銀メダルを獲得した葛西紀明。7度の冬季五輪に出場した“レジェンド”が、7日放送、日本テレビ「メレンゲの気持ち」に出演した。

「悔しい方が強い。(トップとの差は)1.3ポイント。80センチくらいで銀メダルだったので、なんとも言えない悔しさ」。ソチ五輪をこう振り返った葛西は、番組内で過酷な体重調整についても語った。

「トレーニングはそうでも(厳しく)ないですけど、減量をしなきゃいけない。40歳過ぎると体重落ちなくなるので試合前3日前から断食します」という葛西。スキーのジャンプでは、使用できるスキー板の長さが選手のBMI値によって決められているが、健康への影響を考慮し過度な減量は禁じられている。

「1キロ体重が重いと2メートル飛べなくなる。2〜3キロ重いと5〜6メートル損する」という葛西。認められるギリギリまで体重は落とすものの、これを下回っては失格になってしまうため、普段の生活でも「毎日20回くらい(体重計に)乗ってる」と明かした。

また、2006年の試合では失格を経験している葛西。「ジャンプ2本飛ぶんですけど、1本終わった後にランダムで選ばれるんです。抜き打ちです。200グラム足りなくて」と話すと、「スタート台上がる時に体重計乗って“よし”ってなって、スタート台の上に行って、おしっこしたくなっちゃった」とも――。

また「上に水とか一杯あるんですけど、飲み忘れた」という葛西は「“選ばれないよな”って時に限って最高のジャンプをして上位につけて、(体重の抜き打ち検査には)“お前来い”って」と苦笑いを浮かべた。