健康に良くないと分かっていても、お腹が空いて間食がやめられないという方は多いのではないでしょうか。そんな時は、美容や健康を意識したおやつをチョイスしてみませんか? ナッツ類は栄養価が高く間食にもおススメできる食材ですが、その中でも“クルミ”が一押しです。

“クルミ”なら不足しがちな栄養素を補給できる

クルミには良質のたんぱく質が多く含まれるだけでなく、ビタミンA、B1、B2、E、葉酸などのビタミン類、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルなどいろいろな栄養素が含まれているスーパーフードといってもいい食品です。バランスのいい食生活は美容と健康を保つ上で大切ですが、普段の食事でいろいろな栄養素をまんべんなく摂取するのは意外と大変なこと。それなら、間食にクルミを食べてみませんか? いつも持ち歩くバッグに少量のクルミを入れておけば、小腹が空いたときに罪悪感なくおやつを楽しむことができます。ただし、クルミは100gで673kcalもある高カロリー食品。食べ過ぎには注意しましょう。

間食に“クルミ”をおススメしたい理由はオメガ3系脂肪酸

クルミは脂質が多い高カロリーの食品ですが、クルミに含まれる脂質の多くはオメガ3系不飽和脂肪酸です。肉類などに含まれる飽和脂肪酸は体に悪いと言われている一方、サンマやイワシなどの青魚、オリーブオイル、ゴマ油などに含まれている不飽和脂肪酸は血液をサラサラにする効果がある健康にいい脂肪です。不飽和脂肪酸にはオメガ6系とオメガ3系がありますが、オメガ6系脂肪酸は摂りすぎていることが多い反面、青魚やシソ油、亜麻仁油などに含まれるオメガ3系脂肪酸は不足していることが多いのです。1日に1つかみほどのクルミを食べれば必要なオメガ3系脂肪酸を摂取できるといわれています。ナッツ類では、クルミだけが非常に多くのオメガ3系脂肪酸を含んでいます。

オメガ3系脂肪酸を摂ることで期待できる健康効果

オメガ3系脂肪酸には血液をサラサラにして動脈硬化を予防する効果があります。動脈硬化は、高血圧や心臓病などの生活習慣病の原因ともなるものです。また、コレステロールや中性脂肪を減らす働きもあるので、肥満対策にもバッチリ。ダイエット中でも、クルミならおススメできます。コクがある風味なので、よく噛んで食べれば少量でも満腹感が得られます。


writer:岩田かほり