本田翼が誇らしげにザンギ作り、佐藤浩市は笑み「危なっかしいなー」。

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俳優の佐藤浩市(54歳)と、女優の本田翼(23歳)らが11月7日、公開初日を迎えた映画「起終点駅 ターミナル」の舞台挨拶に登壇した。

初日にいち早く本作を鑑賞した観客に「本日はありがとうございます。役者の表情や監督の心象的なカットから想いを推し量っていただければと思います」と挨拶した佐藤。本田は、“本田に配慮して撮影の順番を変えた”という佐藤のエピソードに、「浩市さんの優しさを感じました。いい演技が出来なかったらもう浩市さんに顔見せできないと緊張しました…!」と感謝の一言。

さらに次なる共演でどんな役を演じたいかと問われ、「…親子?」と答えると、佐藤からは「俺を取り締まる刑事役とか?」と意外な提案があり、本田は「迫力がすごすぎて取り調べできませんよ(笑)」と首を横に振り、会場を笑わせた。

佐藤が演じた弁護士・完治の人生を大きく変えた過去のシーンで共演した女優の尾野真千子(34歳)は、最初の撮影がベッドシーンだったということで「ちょっと気まずかったかな(笑)」と一言。

対する佐藤も「もともとラブシーンは苦手なので、本当に恥ずかしかったですよ」とと振り返りつつ、「でも何から撮影が始まるかはある意味、運ですから。尾野さんとはそれでよかったのかも」と話し、尾野も同じ気持ちの様子で頷き、さらに篠原監督は、原作と違うラストについて、「主人公が起点に立って旅立っていくというのを描きたかったんです。映画を観たらぜひ原作も読んでいただけたらと思います」と、その想いを語った。

そしてここで驚きのサプライズ。撮影のために佐藤が自ら手作りで準備した北海道の鶏のから揚げ“ザンギ”を、佐藤への感謝の気持ちを込めて、今度は本田が手作り。「自分で作ったの?」と驚く佐藤に、「はい!感謝を込めて!」と返した本田。調理中の様子がモニターに映し出されると、佐藤は「誇らしげだな(笑)」「危なっかしいなー」とこぼしつつ、満面の笑みを浮かべた。

佐藤が現場でウスターソースを隠し味に使っていたのに対し、本田は塩麹でオリジナルにアレンジを加え、さらに佐藤の好きな山ワサビを使ったタレも準備したが、本田が「私ワサビ食べられないので味見してません」と明かすと、訝しげな表情を見せながら試食。

「あの…醤油の味しか感じないよ(笑)。ワサビもうちょっと必要だったね」と突っ込みをいれつつ、「でも十分に美味しいです」と絶賛し、そんな佐藤の様子に本田は「安心しましたー!」と笑顔を見せていた。

美味しいザンギを堪能し終えた佐藤は最後に「いつでも起点として、人生を生きていける、今日そんな事をここで深く感じました。皆様に観ていただいて、色々考えていただきたい作品です。ぜひ広めていただけたらと思います。本当にありがとうございました」とメッセージを贈り、和やかなムードで舞台挨拶を終えた。