バロンドールに興味がないネイマール「常に宇宙人の2人で争われる」

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 バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールが、2015年のFIFAバロンドールについて「注目していない」と言及した。6日、フランスメディア『Sambafoot』がコメントを伝えた。

 世界年間最優秀選手賞であるFIFAバロンドールは近年、レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシによる一騎打ちの状態が続いている。メッシは2009年の旧バロンドールと2010年から2012年までのFIFAバロンドールを獲得し、4回連続の受賞を果たした。一方、C・ロナウドは2013年、2014年と連覇を遂げている。

 今年度はメッシとC・ロナウドに次ぐ有力候補としてネイマールを推す声も多いが、本人は「僕にとって大事なことはタイトルを取ることさ。バロンドールは常にロナウドとメッシ、別の惑星から来た2人で争われるものだ。注目してないよ。チームメイトたちを助けたいね」とコメント。自身が受賞する可能性は低いと考えているようだ。

 21日にはレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”が控えている。昨シーズンのアウェーゲームではネイマールが先制ゴールを奪った。ネイマールは「(ゴールは)最高の思い出だよ。いつだってああいう瞬間を夢見ていたんだ。人生でも最高に幸せな瞬間の一つだね」と当時を振り返った。

 また、レアル・マドリードとバルセロナの関係性については「アルゼンチンとブラジルの関係に近いものがあるね」と述べ、「とても難しい試合になるはずだ」と警戒を強めた。