朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。体の冷え対策として、温かいスープやスパイスなどを意識して摂っているという人は、おやつのメニューも体を温める食べものに変えてみませんか? カイロを貼って、靴下を重ねて、なんて努力も悪くないですが、まずは体を冷やす「白砂糖」を摂るのをやめてみましょう。

白砂糖は3重に体を冷やす食品です!

白砂糖を摂り過ぎると体を冷やすことになることを知っていますか? 糖質は体内に吸収されやすい栄養素なので、血糖値が急上昇し体温も急激に上がります。ところが、時間を置かずに、血糖値を下げるホルモンのインスリンがすい臓で分泌されると、血糖値が急降下して体温が急激に下がるのです。糖質の消化のためビタミンB群が多く消費されることにより、赤血球の生成が減少して血液の機能が低下。赤血球の量も減るので冷えの原因になるのです。体温は赤血球が毛細血管を通るときの摩擦で上がります。ところが白砂糖を過剰にとると、赤血球がドロドロになって摩擦が減り、毛細血管を通りづらくなるので体温も上昇しないのです。

白砂糖よりメイプルシロップやハチミツを摂ろう

糖類の中にも血糖値を上げにくいものがあります。体を温めるといわれるのが、てんさい糖。砂糖大根の根の絞り汁を煮詰めて作った砂糖で、オリゴ糖も含まれるので整腸作用も期待できます。ただし手に入りにくいため、ビタミンやカルシウム、カリウムが豊富で血糖値を上げにくいメイプルシロップをおすすめします。ビタミン、ミネラルが豊富なハチミツは、種類を選べば血糖値を上げにくい糖類。黒砂糖、きび砂糖、三温糖などは体によいといわれますが、冷えの観点からいうと控えめにとりたい食品です。

甘いおやつをたべるならサツマイモ

砂糖は冷え症を招くことが理解できたと思います。それでもどうしても甘いおやつを食べたいなら、秋の味覚のサツマイモがおすすめ。抗酸化作用があるβカロテンが含まれており、活性酸素による細胞の酸化を防ぎアンチエイジングにも効果的です。美肌効果を持つビタミンC・Eや便秘を予防する食物繊維も豊富。加熱にも強いので、焼きいもやふかしいもなどにして食べると甘さが楽しめます。


writer:松尾真佐代