首位で最終日を迎える渡辺司(撮影:岩井康博)

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<富士フイルム シニア チャンピオンシップ 2日目◇6日◇ザ・カントリークラブ・ジャパン(7,006ヤード・パー72)>
『富士フイルム シニア チャンピオンシップ』初日を首位と1打差・4アンダーと好スタートを切った渡辺司。最終組で回った2日目も“68”のラウンドで、室田淳とともトータル8アンダー・首位で最終日を迎える。
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 初日は“バーディ直後にすぐボギー”という展開が3度続く波のあるラウンドだったが、この日は4バーディ・ノーボギーの安定したプレー振り。「今日もカップをオーバーするパットを意識している。昨日オーバーしてからの(返しが入らない)3パットを2回やってるけど“多少謙虚にいかないといけないかなぁ”と意識したら入らないからね」とあくまで狙いにいく強気のパットが好循環を生んでいる。
 初日のラウンド後は師匠・青木功と食事会に。「もう20歳かそこらの若者ではないので(青木も)いまさら“ああだ、こうだ”言わないほうがいいと思っているのか“がんばれよ”ということしか」とゴルフの話は一切なしで、話題はタイムリーな青木の旭日小綬章叙勲。「僕らは頂いたことがないので“人生観が変わるのか?”とかね。僕らの知らない世界なので」。
 「僕らが気を使わないといけないのに、周りの人を楽しませようとしているのがわかります」と青木の思いやりに触れ、楽しい時間を過ごした翌日に最高のラウンド。優勝で恩返ししたいだけに「神様が僕のことを選んでくれるかもしれない。うっかり“僕は結構です”とならないようにしたいですね」と謙虚な表現で意気込みをあらわにした。
 首位で並ぶ室田とは対決には「実力どおりなら、ヤクルトとソフトバンクくらい…1勝4敗くらいの力の差がある。“奪い取る”とか“勝ち取る”というのは僕の性分に合わんと思います」と“伏兵”なりもメンタリティで戦うという渡辺。「目指せ、棚ボタ!」。耐えて待って…そして、落ちてきた実は絶対に逃さない。

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