非常用給水袋に水を入れた状態。約9リットルの水を手提げ形式で持ち運ぶことができ、導入コストは従来のポリ容器と比較して約5割と低コスト(画像はプレスリリースより)

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 凸版印刷は5日、約9リットルの水を手提げ形式で持ち運ぶことができる非常用給水袋を開発したことを発表した。自治体や企業向けの災害用備蓄物資として、11月から本格的な販売を開始している。

 同社が提供するプラスチックフィルム内袋と段ボールの外装箱で構成される大容量液体製品向け複合容器「TL-PAK(ティーエルパック)」の製造技術を活用して開発。保存適性があるプラスチックフィルムを使用したシンプルな構造なので、従来のポリ容器と比べ導入コストを約5割削減できるという。

 使用しないときは折りたたんで収納できるため、備蓄倉庫などでも場所を取らない。持ち運びたい時は、トートバッグなどに入れることを想定している。価格は1袋350円(約1万袋製造時)。

 同社と大阪府が5日に締結した防災協定により、まずは大阪府の非常用給水向け包装材として提供される予定。今後は自治体や企業などに向け拡販し、2016年度に約1億円の売上を目指すという。

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