朝の寒さが厳しくなると、朝起きるのがつらくてなかなかベッドから出られないという人が増えます。特に低血圧の人の冬は最悪! 本格的な寒さが訪れる前に、低血圧を改善するストレッチをしたり、食事内容を見直したりして、少しでも目覚めがよくなるように対策しましょう。

起きられないのは低血圧のせい?

朝起きられないからといって必ずしも低血圧とは限りません。低血圧とはそもそもどれくらいの血圧の数値をさすのでしょうか? 厚生労働省の栄養調査によると、最高血圧が90mmHg以下の人が低血圧とされています。血圧は安定しにくい数値で、朝、昼、夕方と夕方になるについてだんだん高くなりますし、環境によっても左右されます。数値も最高血圧で20mmgHg、最低血圧で10mmgHgぐらい違うことがありますので、簡単に低血圧だと決めつけないほうがよいでしょう。

目覚めを良くする朝ストレッチ

目覚めが悪く二度寝しがちな人は、体にやさしいストレッチを行って体と心を目覚めさせましょう。ストレッチのやりかたは簡単で、ベッドの上でできます。


ベッドの上にあおむけに寝て両手は頭の上に、足は下のほうに思い切り伸ばします。あぐらをかいて座り、息を吐きながらゆっくり体を前に倒します。背骨をぐっと伸ばすメージです。前の姿勢から息を吸いながら体を起こし、両手を腰の後ろのほうについて、息を吐きながら背中をゆっくりそらします。ベッドか床の上に立ち、息を吐きながらひざを少し曲げて体を前方に倒し、床に両手をつけます。おしりを引き上げるようにして少し態勢をキープします。もしできるならひざを伸ばして行ってください。

面倒なら伸びをするだけでもすっきりするはず!「う〜ん!」と声も出して、体を優しく起こしてあげましょう。

たんぱく質・糖質・ナトリウムは足りてる?

目覚めの悪い人はたんぱく質が不足しがちな食事をしている傾向があるそう。卵、乳製品、魚介類、肉類、大豆などをバランスよく摂りましょう。エネルギー源となる糖質は穀類からしっかり摂りましょう。穀類にはタンパク質やビタミン、食物繊維、ミネラルも含まれるので栄養素がバランスよく摂取できます。ナトリウム(塩分)を摂ることで、交感神経が活性化して、血管が収縮して血圧が上がります。本当に低血圧の人は意識して塩分を摂る必要がありますから、朝は豆腐のお味噌汁を飲むと朝ご飯が終わるころにはスッキリ目が覚めているかもしれませんよ!


writer:松尾真佐代