ご当地グルメが勢ぞろい。秋葉原「B-1グランプリ食堂AKI-OKA CARAVANE」に新メニュー

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その土地ならではの素材を使っていたり、歴史や文化を感じられたりする“ご当地グルメ”。秋葉原に全国のご当地グルメを食べられる店があることを、知っていた? 

2015年7月にオープンした「B-1グランプリ食堂AKI-OKA CARAVANE(アキオカ キャラバン)」は、10月23日(金)から“ご当地グルメ第2章”と題して、これまでのラインナップを一部変更して新メニュー8種を加えた全15種のご当地グルメを提供する。今度はどんな土地の料理が食べられるのか、気になる! そこで、特に編集部が注目した4つのメニューについてご紹介。

写真)「なよろ煮込みジンギスカン」(400円)◆リンゴジュースの甘みがアクセント!秋田県発の「本庄ハムフライ」


日本海に面する秋田県南部の街、由利本荘市発の「本庄ハムフライ」(200円)は、昭和30年代から給食のメニューや子供のおやつに愛されてきた“ソウルフード”。こちらのメニューは、100%県内産の豚肉を使ったハムに、希少な地元産のリンゴを使ったジュース入りのソースを組み合わせたもの。

酸味のあるソースは、サクサクの衣に包まれたハムとの相性も抜群で、ビールやハイボールなど、お酒のおつまみにもぴったりだそう。

◆昭和30年代から地元で愛されてきた北海道小樽市生まれの「小樽あんかけ焼そば」


北海道小樽市のご当地麺「小樽あんかけ焼そば」(700円/ハーフサイズ400円)も、昭和30年代から人気のメニュー。香ばしく焼き固められた麺に、たっぷりの五目あんが小樽流なんだとか。豚肉のほか、白菜、キャベツ、モヤシ、ニンジンなどのたくさんの野菜を一度にいただかえるのが嬉しいところ。

◆家庭料理がご土地グルメに進化した岩手県の「いちのせきハラミ焼」


1羽に20gしかない貴重な鶏ハラミを炒めた「いちのせきハラミ焼」(500円)は、岩手県一関市でかつて祝い事などの際に食べられていた家庭料理をご当地グルメとして復刻したもの。この地域特有の手作り味噌ダレの甘辛い味付けに、思わず白いご飯がほしくなってしまうはず。

◆野菜と羊肉を煮込んだ優しい味の「なよろ煮込みジンギスカン」


もう一品、北海道発のご当地グルメで注目したいのが、名寄市の家庭料理「なよろ煮込みジンギスカン」(400円)。地元産のモヤシやキャベツなどの野菜と羊肉を水を使わずに煮込み、茹でたうどんを加えた料理で、野菜の甘みが浸みだしたスープは肌寒いこれからの季節にぴったりの味! 

名寄市の特産品である餅が入っているのもこの鍋の特徴。実は、名寄市は日本一のもち米の生産地で、そのもちは「雪見大福」などにも使われているとか。

◆食後のデザートにぴったり!島根県の「出雲ぜんざい」


島根県出雲市生まれの「出雲ぜんざい」(400円)は、縁結びの神様がいる出雲大社にちなみ、紅白の白玉が入っているのが特徴。ぜんざいはもともと出雲地方の“神在餅(じんざいもち)”がルーツといわれ、これは旧暦10月に行われた神事「神在祭(かみありさい)」で振る舞われていたそう。

大粒の大納言小豆を使ったぜんざいは、甘さと塩気を絶妙なバランス。直径3.5cmと大きめの白玉が入っているから、食べごたえもばっちり。

このほか、ニンニクが食欲をそそる三重県四日市市発の豚肉料理「四日市とんてき」(500円)など、魅力的なメニューが登場。週末にプチ旅行気分で各地のグルメを楽しむのもいいかも。