飄々とした表情で「脇役でも主役を勝ることがあるからさ」と語った渡辺司(撮影:ALBA)

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<富士フイルム シニア チャンピオンシップ 初日◇5日◇ザ・カントリークラブ・ジャパン(7,006ヤード・パー72)>
 先週の『日本シニアオープン』で優勝争いに加わり、3位でフィニッシュした渡辺司が好調を維持して『富士フイルムシニア』も初日4アンダー・2位タイ。2009年以来の2度目の同大会優勝へ向けて上位スタートを切った。

 前半から中盤までは“バーディを獲るとボギーを打つ”の繰り返しとなり「(2番で初バーディを奪うも)3番で3パットのボギー。6〜7mを入れたい一心で打ってしまった。10番で獲ったあともまたやった。6〜7mの3パットで、どれだけ欲が深いんだと(笑)。謙虚だと思っていたのにね」。だが中盤以降は13番で5mを沈めたのを皮切りに14番でチップインバーディを奪うと終盤にも2つ伸ばすことに成功した。
 「3パットしても攻撃的にカップを越えるタッチで打てているからって考えて、頑張って返しのパットを入れるしかない。でもこういうパットをしているとショットが噛み合えってくれば良いスコアが出る。寄せようと思うとショートするし入らないでしょ」といい流れを必然に作り出したスコアに笑顔が見せた。
 1ストローク差でリーダーボードの一番上に立つ室田淳のプレー振りには敬服するが「大スターでなくても、脇役でも主役を勝ることがあるからさ。先週も室田さんは前半“32”で回って“やっぱり来たな!”って思ったけど後半“38”でしょ。私は最善を尽くして(室田の)うっかり待ちですよ」と虎視眈々とシニアツアー4勝目を狙っている。

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