食べ物に含まれるビタミンは、健康な体を維持するうえで欠かせない栄養素。できればムダにすることなく体に取り入れたいですよね。ビタミンは種類によって性質が違うので、効果的な摂取の方法も異なります。これを知っていれば、せっかく買ってきた食べ物のビタミンも効率的に利用することができますよ。

ビタミンCは加熱で失われる

ビタミンCはプルプルお肌に欠かせないコラーゲンの生成を助けたり、美白効果もあることで知られるビタミンです。ビタミンCが野菜やフルーツに多く含まれますが、熱に弱いのが特徴です。ピーマンやパセリ、芽キャベツ、ブロッコリーなどがビタミンCが多い野菜ですが、できるだけ生で食べるのがポイントです。ブロッコリーなどは加熱して食べますが、茹でるとビタミンCは半分に減ってしまうので、蒸して食べるのがおススメです。ただし、ジャガイモやサツマイモ、レンコンのビタミンCは、豊富なでんぷんに守られているため、加熱に強い特徴があります。また、ビタミンCは空気に触れるとすぐに酸化が始まるので、フルーツも切ったらできるだけ早く食べるようにしましょう。

脂溶性のビタミンEは油と一緒に食べる

ビタミンEは体を酸化から守ると同時に、血行を促進する効果もあるアンチエイジングには欠かせない栄養素です。ビタミンEは脂溶性のビタミンで、アーモンドやアボカドなど脂質が多い食品の中に溶けて存在します。オリーブオイルにもビタミンEは多く含まれています。ダイエット中だからといって必要以上に脂肪分を避けていると、必要な栄養が摂れずに逆効果。野菜ならカボチャやモロヘイヤ、赤ピーマン、ダイコンの葉などにビタミンEが多く含まれますが、油と一緒に摂ることで吸収率がアップします。同じ脂溶性のビタミンであるβ-カロテン、ビタミンD、ビタミンKなども油と一緒に摂りましょう。

アンチエイジングに欠かせないポリフェノールは皮も一緒に

ポリフェノールは活性酸素を減らす働きがあるアンチエイジングには欠かせない栄養素です。ブドウやブルーベリー、リンゴ、イチゴなどがポリフェノールの多いフルーツですが、じつは実よりも色が濃い皮の方に多く含まれているのです。リンゴやブドウなどはできるだけ皮をむかずに食べるようにしましょう。皮が食べにくいときは、皮ごとジュースにしてもいいでしょう。ポリフェノールは日本茶やココアにも含まれています。比較的熱に強いので、ホットで飲んでも大丈夫です。


writer:岩田かほり