山崎貴監督(左)と「海賊とよばれた男」書影(右)

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百田尚樹氏の著書で、上下巻累計発行部数364万部を突破するベストセラー「海賊とよばれた男」が、同じ百田氏の著書を映画化し興収87.6億円の大ヒットとなった『永遠の0』の山崎貴監督×岡田准一主演で映画化されることが発表された。

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本作は、主人公の国岡鐡造が、明治・大正・昭和の激動の時代に、名もなき青年から身を興し、やがて戦後の日本に大きな勇気と希望を与える大事業を成し遂げていく姿を描いた一大抒情詩。

戦後の復興から日承丸事件をクライマックスとする軸の中に、若き鐡造と、彼を囲む様々な仲間との絆や、“海賊”とよばれるきっかけとなった北九州・門司でのエピソード、満州での石油メジャーとの戦い、そして離ればなれになった最愛の妻への思いなどを回想として入れ込みながら、上下2部作からなる長編小説を1本のエンターテインメント映画として描く。

メガホンをとる山崎監督は、映画化しようと思ったきっかけについて「終戦直後のあの時代、皆が下を向いていたときに、とんでもないことをしでかした男たちがいたということへの驚きが原動力です。その背景を探求したくなったのです」とコメント。

岡田を主演に起用した理由に関して「1人の役者で若い時代から壮年までを通したいと思いました。それを実現できるのは岡田君しかいないと思いました」と語ると、『永遠の0』チームが再集結して挑む撮影について「『永遠の0』がライバルになってしまうので大変です(笑)。戦中から戦後へ……この作品はある種『永遠の0』と対になる作品になるのではと思っていますので、ちゃんと対抗できる作品に育てたいと思っています」と話す。

一方、主演の岡田は「オファーをいただいた時は正直驚きましたが、山崎貴監督が『共に戦おう』とおっしゃって下さいました。山崎監督を始めとした『永遠の0』チームで再び撮影できることを大変嬉しく思いますし、主人公の国岡鐡造のように数々の苦難を乗り越え、道を切り開いていく姿を体現できたらと思っています。激動の時代を生き抜いた人物をしっかり演じられるように頑張ります。皆様に楽しんでいただける作品を目指し、スタッフ、キャストの皆様とともに一丸となって、撮影を乗り切りたいと思います」とのコメントを寄せている。

『海賊とよばれた男』は2016年冬に全国東宝系にて公開となる。

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