広末涼子の“みそ汁の想い出”「母が試験前は必ず飲んでいきなさいって」。

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女優の広末涼子(35歳)が11月4日、主演映画「はなちゃんのみそ汁」のキックオフイベントに登場した。

本作は、がんでこの世を去った千恵(33歳)、娘(5歳)と夫、家族との日々をつづったブログを基にしたエッセイ「はなちゃんのみそ汁」の映画化。結婚、妊娠、出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切に生きてきた千恵を広末が、その夫を滝藤賢一が演じている。

この日、娘役を演じた赤松えみなちゃんの手を引いて登場した広末は「今日も映画で着たお揃いのエプロン、千恵さんがはなちゃんの誕生日にプレゼントしたエプロンでおみそ汁づくりをします。笑って泣ける素敵な映画に仕上がっているので、たくさんの人に観ていただけたら嬉しいです」と挨拶。

本作でデビューしたえみなちゃんに「緊張してる?」と声をかけると、えみなちゃんは「安武はなを演じた赤松えみなです。緊張したけど、頑張ったです!」と元気よく挨拶し、会場をなごませた。

久しぶりのお揃いのエプロン姿に、えみなちゃんはお尻を左右に振りながら、「かわいいです!!」と5歳児らしい無邪気な笑顔。劇中でのみそ汁づくりを通して広末は「改めて病気のことや子育て、命と向き合うことなど、健康のありがたみや食のありがたみを痛感しました。もっと頑張らなきゃと思いました」とみそ汁づくりに込められた映画の想いを語った。

キッチンに並んだ2人は、劇中でも登場したかつお節削りを披露。えみなちゃんは削ったかつお節をひとつまみ食べ、「おいしい!」と笑顔を見せた。続いてえみなちゃんによる豆腐カット。広末が豆腐をボウルから取り出す際に「お豆腐崩さないで」というえみなちゃんからのまさかの注意に、会場に笑いが巻き起こった。

劇中では、はなが豆腐を切るシーンで滝藤賢一演じる信吾の叫ぶ姿が印象的だが、広末は「監督が滝藤さんに“お猿さんみたいに叫んで”とおっしゃっていて」とコメント。小さな手で包丁を持つ姿に会場のマスコミたちもヒヤヒヤしたが、広末のサポートもあり見事にやってみせ、「すごいでしょ? こんな技があったの!」とドヤ顔を披露した。

味噌を溶きいれ、味見をしたえみなちゃんは「おいしい!」と満足そうな様子で、さらに「楽しかったです。また作りたいです」とコメントすると、広末が「映画の時よりずいぶん成長している…子役!全くお芝居経験がなかったので、こういうしゃべり方じゃなかったんです。どうしたの? 今後に期待です。女の子は成長が早い!」と感心していた。

えみなちゃんは撮影時のことを聞かれ「楽しかった!」と無邪気に語り、広末も「つまみ食いばっかりだったもんね」と撮影秘話を披露。広末は自身のおみそ汁の想い出について聞かれると「なぜか母が試験前は必ず飲んでいきなさいって。脳の動きが良くなるからって。その時はいまいち意味が分かってなかったんだけど、この映画を通して、朝あったかいおみそ汁を飲むことで、体や脳が活性化するんだな〜、ママの言うことは間違ってなかったな」と母との思い出を振り返った。

ちなみに、好きなおみそ汁の具はお豆腐とわかめとのこと。えみなちゃんも「あたしもわかめが好き!あと、野菜。白菜も!」と元気よく回答した。

広末は演じた千恵さんの思いに共感したようで、「すごく当たり前の日常や子供の成長、女性なら家事と育児と仕事もしたくて、もっと欲が出てきちゃうけど、当たり前の日常のありがたさをすごく痛感させられました。女性の方にはもちろん、お子さんがいるいないにかかわらず観てほしいです。特にお子さんがいる方はこの映画を観るのは気が重いかもしれないけど、全くそんなことないです。えみなちゃんとの撮影の日々を通して、感謝の気持ちを感じさせられました」と熱い思いを語った。

最後にえみなちゃんから「この映画みてね!!」、広末から「5歳のお子さんでも観れる、とってもあったかい優しい映画です」とメッセージを送りイベントは終了。イベント後にはおみそ汁が振る舞われた。

映画「はなちゃんのみそ汁」は、12月19日(土)テアトル新宿&福岡県内先行公開、2016年1月9日(土)全国拡大公開。