今度は石器時代!『ファークライ プライマル』日本発売決定。近未来FPS流行りに一石を投じる(石器時代だけに)

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ユービーアイソフトが、看板FPSであるファークライシリーズ新作『ファークライ プライマル』の日本発売を決定しました。日本での発売は2016年春の予定。
対応機種はPC(Amazon経由のダウンロード販売)、プレイステーション4、Xbox Oneです。

特徴は舞台設定。ライバルとなる大作FPSの多くが近未来戦をテーマとしている中で、なんと石器時代。プレーヤーは石を付けた弓や槍で得物を狩猟したり、敵対部族と闘い石器時代をサバイバルしていく......という内容となります(同社のゲームだけに、後半でどんでん返しがあるのやもしれませんが)。

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ぱっと見では日本のゲーム市場で昨今言うところの「ハンティングアクション」的な作風ですが、ファークライのナンバリングシリーズ(4まで出ています)が元にしてきたオープンワールド的FPSをベースにしたゲームとなる模様。

また、キャッチコピーである「ようこそ、狂乱の石器時代へ」からは、シリーズを通したテーマである「人間の狂気」は今回も色濃く出そうな気配があります。

公開された動画を見る限り、狩猟対象となる動物は、大小のマンモスやサーベルタイガーが確認できます。どう猛さと俊敏さは想像通り(あるいは想像以上)で、プレーヤーの武器が現代戦FPSのように充実していない点もあり、歯ごたえは十二分にありそう。

またプレイヤーは狩猟の他に、動物の骨や石からの武器作成や、夜は仲間とともに火を焚いて、キャンプを貼り、それを管理するなど、仲間のリーダー的な役割も担うシステムも導入。武器を使う敵対民族との争いもあるため、狩猟が終わっても一安心、とはいかなさそうな展開です。

グラフィックス的には、シリーズが得意とするジャングルや草花の表現や、マンモスなど動物の毛並み、そして平原での太陽の照りつけをはじめとするHDR(高ダイナミックレンジ)表現などがポイント。歴代の同シリーズPC版は、優れた画質の代わりに高速なGPUを要求するタイプの――いわゆる「ビデオカードのベンチマークに使われる」――タイトルですが、今回もそうした定評は引き継ぎそうです。

昨今大作FPSは、2大タイトルと言われる『コールオブデューティー』と『バトルフィールド』シリーズのナンバリングタイトルをはじめ、近未来を舞台にしたタイトルが目立つ状態。

こうした舞台設定はゲーム的に面白く、味付けのしやすい武装が出せるというメリットはありますが、画面構成などを大きく変えられないFPSという制限もあり、雰囲気的に似通ってくるのも事実です。

そうした点を受けて、とくにバトルフィールドシリーズなどはスピンオフ作品に積極的で、『バトルフィールド ハードライン』で警察と犯罪組織の闘いを描き、今月19日に発売される『スター・ウォーズ バトルフロント』ではスター・ウォーズ世界とのコラボレーションを遂げています(下記記事も参照ください)。

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対してファークライシリーズは、舞台が孤島やチベット山脈の中といった局地戦で、敵は現地の圧政者、主人公も最初は1人といったように、もともと2大タイトルとはひと味違った作風が売りです。が、今回の石器時代というのは、それでも予想外にすぎるところ。

マルチプレイのシステムなど、まだまだ不明な点は多いですが、近未来戦が主流のFPS界に一石を投じる作品として注目できるタイトルとなりそうです。