『市川準監督特集 2015 市川準と女優たち』メインビジュアル

写真拡大

特集上映『市川準監督特集 2015 市川準と女優たち』が、11月21日から東京・目黒シネマで開催される。

【もっと画像を見る(30枚)】

CMディレクターとして多数のCMの演出を手掛け、1987年に『BU・SU』で長編監督デビューを果たした市川準。『会社物語 MEMORIES OF YOU』『病院で死ぬということ』『東京夜曲』『トニー滝谷』など全21作の映画作品を発表し、2008年に59歳で逝去した。

『市川準と女優たち』は、市川の7回忌と市川組のカメラマンで昨年に逝去した小林達比古の追悼企画として、昨年目黒シネマで開催された『市川準監督特集』に続く2回目の特集上映。第1回に引き続き、1999年の市川監督作『大阪物語』で脚本を手掛けた犬童一心が企画を担当する。

3週間にわたって行われる同イベントは、「青春篇」「東京篇」「文学篇」の3パートで構成。「青春篇」の上映作品は富田靖子主演の『BU・SU』、成海璃子と前田敦子が共演した『あしたの私のつくり方』。「東京篇」では桃井かおりが主演を務め、佐藤信介が脚本を手掛けた『東京夜曲』、『ベルリン国際映画祭』国際批評家連盟賞を受賞した『東京兄妹』、「文学篇」では村上春樹原作の『トニー滝谷』、吉本ばなな原作の『つぐみ』が上映される。また劇場ロビーでは市川の全監督作のポスター展や、市川による直筆の絵画展も行われる。

さらに会期中は犬童とゲストによるトークイベントを開催。11月21日には成海璃子、11月28日には『東京兄妹』の脚本に参加した鈴木秀幸、12月6日には『トニー滝谷』に出演した宮沢りえがそれぞれ登壇する。11月21日と12月6日のイベントは、当日13:30から会場で整理券が配布される。参加方法の詳細はイベント特設サイトをチェックしよう。

■富田靖子のコメント
『BU・SU』の撮影から30年の月日が流れようとしています。
「麦子」は市川監督です。
私の中の「麦子」のカケラは、18歳の時のままポツンとしています。
お話したい事がいっぱいあります。でも、またいつか・・・。

■宮沢りえのコメント
人は生きている間に、何人のかけがえのない人に出会えるんだろう。。。。。
私にとって、市川準さんは、紛れもなくかけがえのない、人です。

■成海璃子のコメント
『あしたの私のつくり方』が再び映画館で上映されることになり、本当に嬉しいです。監督の人柄もあり、穏やかで居心地のいい現場でした。

■佐藤信介のコメント
当時、何者でもない私たちに、共に作品を作ろうと、優しく丁寧に接してくださった。
しかし、あれは、ただ優しかっただけではない。そこには、貪欲に新しいものに向かおうとした、市川さんの攻めの姿勢があった。

■犬童一心のコメント
「百年経ったら誰もいないんだよな」と市川さんは言った。「今」の輝きを繰り返し語った人だった。
映し出されるのは、不器用な人たちが時間をかけて一歩進む姿だ。感動し、励まされる