特殊な“診察眼”を持った医師・為頼英介(西島秀俊)が正義感が強すぎる刑事・早瀬(伊藤淳史)と共に、事件に巻き込まれていくドラマ「無痛〜診(み)える眼〜」(フジテレビ水曜10時)。10月28日放送の第4話では、菜見子(石橋杏奈)がよく行くコンビ二の店員が事件に巻き込まれる。タバコを腕に押しつけられ、頭を石で殴打され、撲殺。菜見子は元彼でストーカーの佐田要造(加藤虎ノ介)の仕業だと思い、震え上がるが犯人は別の“菜見子を恨む人物”だった。


“女同士の相談あるある”が生んだ殺意


殺人の兆候──犯因症を為頼に見とがめられ、瀬野愛莉(飯豊まりえ)。菜見子の元患者で、殺されたコンビ二店員の元カノだった。カウンセリング終了時に「過去ってさ、彼に話すべきだと思う? クスリの事とか、色々」と菜見子に相談。「本気で好きなら、そんなことで嫌いになったりしないよ」と励まされ、告白したところ、「そんな女あり得ない」と、振られてしまう。「全部こいつが悪いんだよ!」とナイフを振りかざし大暴れ。駆けつけた早瀬刑事(伊藤淳史)に取り押さえられる。


恐怖もあってか「私が全部悪いの? 私が信じろって言ったから……? じゃあ、どうすればよかったの!」と若干キレ気味にまくしたてる菜見子。まあ、ねえ。「本気で好きなら受け止めてくれるはず」と思いたかった愛莉と、そう信じて疑ってなかった菜見子はどっちもどっち。何はともあれ相手が欲しがってる言葉を言うのは“女同士の相談あるある”でもある。「彼が浮気なんかするわけないよ」「きっと彼はあなたのこと思ってるよ」「大事に思ってるからこそ、だよ」と、おためごかしのバリエーションは無限大だ


西島秀俊が伊藤英明に急接近


西島秀俊演じる為頼医師は、伊藤英明演じる白神院長のもとを訪れる。白神の「新しくできる病院の院長になってほしい」というオファーを受ける条件として、“無痛”の研究をしたいと申し出る。無痛の研究を通じて、犯罪者の感情のメカニズムを解明し、犯因症の治療につなげたいという。白神は大喜びで受け入れる。


以前、早瀬に「俺の犯因症を治してくれ」と懇願されたときは、「俺にはそれが診察だけなんだ。消すことはできない」と答えていた為頼。「そんなのあきらめてるだけじゃないですか」「最期まで患者に寄り添うって、ただの自己満足ですよ」と怒りをぶつけられたことが、今回の白神への相談につながったらしい。ふたりの急接近が何をもたらすのか。白神院長の腹の底はまだ見えない。


ストーカー男の次なる標的は西島秀俊


為頼の診療所にやってきた早瀬刑事は「先生に頼みがあります」と切り出す。「俺が暴走したら……誰かを殺しそうになったら止めて欲しいんです」という。為頼の答えは「……できるだけのことはする。犯因症の治しかたも、探してみるつもりだ。……期待はしないでくれ。でも、ただあきらめるよりはマシだろ」。信頼関係が少しずつ深まっていっているのを感じさせるワンシーンだった。


一方で不穏な客も現れる。「ちょっと頭が痛くて……診てもらいたいんです」と、やってきたのは菜見子を付け狙う佐田。第5話では、ストーカーとの直接対決するのか。腕っぷしにはまるで自信がなさそうな為頼がどう闘うのか。やはり早瀬が颯爽と現れて助けてくれるのか。為頼×白神×早瀬の三角関係の行方も気になる。今夜10時から!
(島影真奈美)