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睡眠記録サイト「ねむログ」や「おひるねカフェcorne(コロネ)」を運営するねむログはこのほど、同社が所属する「SleepStylesプロジェクト」が実施した「夏ノ睡眠ヲ解明セヨ」の調査結果を発表した。

同調査結果によると、これまで日本の女性は男性よりも睡眠時間が短いとされていた傾向が、40代以下では男女の平日睡眠時間が逆転し、女性の方が長く眠るようになったことが判明。さらに、休日の睡眠時間を比べてみると、男女ほぼ同程度の睡眠時間である中、20代に限っては女性の睡眠時間が長いことも明らかになった。

続いて、ねむログが運営する女性専用「おひるねカフェcorne(コロネ)」の施設の利用データを調査したところ、2014年11月に店舗をオープン時の平均利用時間55分に対し、2015年9月では1時間8分となり、13分間伸びていることが分かった。また、平均睡眠時間が短くなる6〜8月の夏の時期には、同カフェの利用客が増加するとの傾向も出ている。

この結果から同社は、「女性の間では、睡眠時間を削り、なんとか時間をやりくりする生活から、すきま時間を上手に使い脳や身体を休める意識が高まってきているものと考えられる」と分析。また、同カフェでは、利用客の半数(55%)を20代が占めていることから、若い世代を中心に自分の睡眠時間をコントロールする意識が高まってきていると考えているようだ。

さらに同社は、「気温の変化による自律神経の乱れ、季節の変化に身体がついていけず、昼間もずっとなんとなくダルさを感じている人も、短時間のお昼寝や目を閉じるなどのリラックスタイムを取ることで、体と心の疲労を軽減することができる」とアドバイスもしている。

最後に、アメリカのNPO団体・National Sleep Foundationより2013年に発表された国際睡眠調査について、「日本人の平均睡眠時間は平日夜で6時間22分と、調査の対象になった6カ国中もっとも少ないという調査結果が出ているが、若い女性の睡眠意識向上により、今後歯止めがかかるのではないだろうか」とコメントしている。

調査「夏ノ睡眠ヲ解明セヨ」は、Webやスマホによる入力やウェアラブルデバイスデータ、およびWebを用いた睡眠アンケートを6月8日〜7月7日の期間に実施し、2,506名が参加。その内、睡眠データが有効であった1,826名を対象にまとめられている。「おひるねカフェcorne(コロネ)」の施設の利用データは、1〜9月の施設利用者滞在記録をまとめたもの。

(木下健児)