唇の端が切れて出血して痛い口角炎。繰り返しできてしまうとかさぶたや腫れが気になります。口角炎の予防法とできてしまったときの対処法を知って、早目に改善できるようにしましょう。

口角炎ってどうして起こるの?

口角炎は、疲労、ストレス、栄養分の不足から起こります。もっと詳しくいうとビタミンB2やB6の欠乏、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、黄色ブドウ球菌などの細菌感染、カンジダなどの真菌感染、日焼け、口周りの乾燥、口紅・リップクリーム・歯磨き粉による刺激、歯のかみ合わせの不具合などが原因になります。

口角炎を予防するビタミンB群

口角炎を予防するには、ビタミンB群をしっかり摂りましょう。ビタミンB2は、皮膚粘膜を保護して炎症をやわらげます。水に溶けやすいので、毎日とると効果的。ビタミンB6やナイアシン、ビタミンAも粘膜の保護効果のある栄養素です。ビタミンCは炎症を抑えて傷の治りを早めてくれるでしょう。ビタミンB2は、レバーやさば、納豆などから、ビタミンB6は、にんにく、まぐろ、かつお、ナイアシンはたらこ、まぐろ、かつおから摂りましょう。ビタミンAはレバー、うなぎ、にんじん、パセリに、ビタミンCはピーマン、レモン、アセロラジュースに多く含まれます。

睡眠不足と肌の乾燥に注意

免疫力が低下すると口角炎が起こりやすくなります。睡眠はもちろんのこと、ストレスをためない生活を心がけましょう。肌を清潔に保ち、肌のバリア機能を低下させないために、洗顔のしすぎにも注意。皮脂が少なくなると肌が乾燥したり、肌に傷がついたりしますし、肌に必要な常在菌を洗い流してしまうことがあります。特に冬の間、唇をなめる癖がある人は水分が蒸発しやすく口の周りや唇が余計乾燥し、雑菌が繁殖しやすくなります。乾燥対策にはワセリンを塗って保湿しましょう。また、口角炎のかさぶたをはがすと、また炎症が起こり再びかさぶたができるので、治るのが遅くなります。決していじらないようにして、保湿と栄養でしっかり治してしまいましょうね。


writer:松尾真佐代