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2004年1月クールに放送された東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ『牡丹と薔薇』が、12年ぶりに復活することが4日、明らかになった。黛英里佳の主演で『新・牡丹と薔薇』(毎週月曜〜金曜13:25〜13:55)として、30日にスタートする。

前作は、大河内奈々子と小沢真珠が数奇な運命の姉妹を演じ、「役立たずのブタ!」など独特のセリフも話題となった、昼ドラならではのドロドロの愛憎劇。今作でも、異父姉妹の複雑な運命と、憎しみ・恨み・愛を描きながら設定を一新し、黛が姉・ぼたん役を、逢沢りなが妹・美輪子役を演じる。

ストーリーは、交通事故死した恋人の子供を出産した女子高生・眞澄だが、母親の主導で養子縁組に出される。その後、バラ園を経営する小日向崑一と結婚した眞澄は、連れ子のぼたんを養子に出した娘の生まれ変わりと信じて育て、その後崑一との間に、バラのように美しい美輪子が生まれる。幸せに育っていくが、一家で訪れた墓地の管理人が、美輪子のストーカーになり、事件が起こる。

黛は「台本を読むと、この作品ならではのセリフがたくさん出てくるので、その度に『キタッ!』とテンションが上がっています(笑)」と語っており、今作も名セリフ誕生の予感。娘が大きくなったときの母親・眞澄役の伊藤かずえから「2人(黛と逢沢)は台本通り牡丹と薔薇ね」と声をかけられたことがうれしかったといい、「最後まで頑張って作品と役柄に向き合っていきたいと思います」と気合を入れた。

一方の逢沢は、前作の放送時はまだ小学生だったが「セリフの激しさや、物語の面白さが話題になったのは覚えています」と印象に残っているそうで、「今回も"THE昼ドラ"という内容で"破壊力"もすごいです(笑)」と胸を張る。前作で妹役を演じた小沢真珠は、事務所の先輩でプレッシャーもあると語るが、「視聴者の皆さんが『新・牡丹と薔薇』にくぎ付けになるよう、覚悟を決めて思い切り演じます!」と意気込んでいる。

前作でもプロデュースを担当した東海テレビの西本淳一氏は「緊張しながらも、前作を超えるヒット作をと意気込み、制作に臨んでいます」とコメントを寄せている。