ついついぼんやりしてしまうというアナタ。忘れ物が増えた、約束をすっぽかしてしまった、落とし物が多い……。そんな状況が続いているなら、脳が栄養失調を起こしているのかもしれません。年を重ねるごとに頭が回らなくなるという傾向は誰にでもありますし、女性なら生理や妊娠産後、更年期のホルモンの乱れからぼんやりしてしまうこともあるでしょう。でも、そんな症状も脳にたっぷりと栄養を与えることで解消するかもしれませんよ。

ぼんやりして落ち込みがちなときはビタミンB6がおススメ

ビタミンB6は、三大栄養素であるタンパク質、脂質、糖質のすべての代謝に係わっている栄養素です。やる気が起きない時はビタミンB6を摂取することで、行動に必要なエネルギーを産出することができます。ビタミンB6には神経伝達物質としての働きもあるので、不足すると精神的な不調を引き起こすこともあります。ビタミンB6はストレスによって減少しますが、ビタミンB6が減少すると幸せを感じるホルモンのセロトニンも減少する悪循環に陥ってしまいます。ビタミンB6は魚(マグロ、サケなど)、鶏肉、レバーやバナナ、キャベツに多く含まれます。

脳の老化防止と記憶力向上にはポリフェノール

脳が老化や疲労によって収縮することで、血液の流れが悪くなり、ぼんやりする原因になります。脳が酸素を消費するときは活性酸素が発生しますが、血液の流れが悪いと消費した酸素を補うことができないため、脳の働きが低下してしまうのです。ポリフェノールには血流を促し、活性酸素を減らす働きがあります。赤ワインにはポリフェノールが豊富ですが、ブルーベリーやイチゴ、ココアなどからも摂取することができます。

レシチンを含む食べ物で集中力がアップ!

アセチルコリンは神経伝達物質のひとつで、集中力や記憶力に関係が深い物質です。脳内でアセチルコリンの量が減ってしまうと、集中力を維持することができなくなりぼんやりしてしまいます。そんな時はアセチルコリンを合成するために不可欠なレシチンを多く含む食品を食べてみましょう。卵黄や大豆、ウナギ、レバーなどがレシチンを多く含む食品です。レシチンには、血液中のコレステロールを減らす働きもあるので、健康のためにもおススメです。

ついついぼんやりを食べ物で解消することもできますが、いつまでも若々しくいるためには適度に脳に刺激を与えることも必要です。定期的に運動をし、人とコミュニケーションを取る、人の多いところへ出かけることも脳の活性化には効果的です。


writer:岩田かほり