錦戸亮×神木隆之介のドラマ「サムライせんせい」を女性が見るべきワケ
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 “半チャンラーメン”というセットメニューがあります。

 これはラーメンにミニサイズのチャーハンが付いてくるもので、「ラーメン食べたい! でも、チャーハンも捨てがたい!」というときに大変ありがたい献立です。今秋のドラマにも、そんな気の利いた作品が現れました。

 それは、『サムライせんせい』!

◆錦戸の土佐弁に身もだえる

 同作は、幕末の志士・武市半平太が現代にタイムスリップし、ひょんなことから塾の先生になる……といったコメディーです。強い志のもと、尊王攘夷論を提唱した半平太を演じるのは、関ジャニ∞の錦戸亮さん。キリリと結ったちょんまげも凛々しく、激動の時代を生きた男の骨太な魅力をガッツリ見せてくれます。

 錦戸さんといえば、艶のこもったスモーキーボイスがたまらんのですが、この声で侠気あふれる土佐弁を話されると、「もうどうにでもして!」という気になってしまいます。

「半平太(錦戸さん)に会えるなら、こっちが幕末にタイムスリップしたいっ!」とさえ思わせる、ベストなキャスティングといえましょう。

◆エロサイトを見てニヤニヤ

 一方、半平太を救った村役場職員・晴香(比嘉愛未さん)の弟・寅之介は、絵に描いたような田舎のヤンキー。キャストは、ジャニーズWESTの藤井流星さんです。

 金髪で言葉遣いが悪く、ギャルの彼女とチャラチャライチャつき、あげくエロサイトを眺めて鼻の下を伸ばす……と、ヤンキーお作法百点満点の寅之介を、藤井さんは“まんま”で演じきっています。

 ダメ男のようで根は優しく、姉には素直な寅之介は“愛すべきワル”で、下品にならないのは藤井さんの美貌と天然っぷりのなせるわざ。寅之介の、平和な平成ならではの男性像にも、また心惹かれます。

 気骨ある幕末男子と、のんきな平成男子。半チャンラーメンのように、時代の違う日本男子を同時食いできるのが、「サムライせんせい」のいいところ。

◆日本男性のよさを再発見できる女性必見ドラマ

 しかし! 本作には今ひとり、幕末と現世のハイブリッドともいうべき男子が登場しています。

 それは、坂本龍馬(神木隆之介さん)!

 龍馬は半平太同様、幕末からタイムスリップしてきた身なれど、すっかり現代に順応して週刊誌の記者なんかやっています。そのいでたちも、ウェーブのかかった髪に黒縁メガネ、モノトーンの服と、どっからどう見ても都会的なおしゃれ男子そのもの。

 神木“龍馬”は、ひよわそうに見えて剣の腕は達者とか、ギャップ好きに激しくゆさぶりをかけてくる感じです。腹に一物抱えてそうな感じも、またよし。

 ザ・幕末! な、錦戸亮さん。

 ザ・平成! な、藤井流星さん。

 幕末×平成MIXな、神木隆之介さん。

 いずれの世代の男も、それぞれに美しい。「日本男子って、やっぱりいいな」と再確認させてくれる「サムライせんせい」、大和撫子なら必見のドラマだと思いますよ!

【サムライせんせい】公式サイト 
毎週金曜23時15分〜テレビ朝日系で放送中。関ジャニ∞が歌う主題歌「侍唄(さむらいソング)」も必聴!http://www.tv-asahi.co.jp/samuraisensei/

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>

【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。編集者&ライター。出版社勤務を経て、2000年に独立。著作に『ジャニヲタあるある+』『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)、『ジャニヲタ談話室!』(イースト・プレス)、『ジャニヲタあるある』『ジャニヲタあるある フレッシュ』『パンダフルワールド』(アスペクト)など。『Gina』(ぶんか社)にて、「だてにジャの世は見てねぇぜ! ジャニヲタ魂!!」連載中。ジャニヲタ歴は、約20 年。グループを問わず応援する”事務所担”。mixiコミュニティ”ジャニーズチケットお見合い処”管理人。
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