<資料>
 10月FOMCは利上げを見送ったが、9月会合から比べると国外要因への警戒感は後退し、次回12月会合での利上げ検討を確認した。これは上海株の動きで考えるととてもわかりやすい。

 9月FOMCでは、上海株はなお安値圏での推移となっていたが、10月会合前までに少し反発してきた<資料参照>。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=66697

 日銀は2000年8月にゼロ金利解除を行ったが、それは後から振り返るとITバブル破裂の最中で最悪のタイミングだった。ただ、ゼロ金利解除決定の前には、ITバブル破裂の株安も「中休み」となっていたことから、結果的に判断ミスをもたらしたのだろう。

 12月FOMCは、株バブル破裂パターンから見ると、そんな2000年8月日銀ゼロ金利解除とかなり近いタイミングで行われる見通しになる。中国株バブル破裂懸念が後退し、一方でバブル破裂第2幕の直前のタイミングになる可能性があるだけに、最も2000年の日銀の失敗の二の舞をおかしやすい不安があるのかもしれない。(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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