「何があっても、あなたのこと好きになることはありません。絶対許さない!」

潤子(石原さとみ)からきつく言われてしまった高嶺(山下智久)。いい男が思いっきりフラれた上に邪魔者扱い。これほど切ないことはない……。
進展するどころか、関係が悪化していく『5時から9時まで』(フジテレビ系/月曜よる9時)。



上司に幼なじみ、教え子も…潤子にモテ期到来


NY行きがかかった試験に落ちて元気のない潤子。上司の清宮(田中圭)は何かと気にかけて潤子を慰めようとする。一方、海外勤務が決まった幼なじみの三嶋(古川雄輝)は潤子に片思い中にも関わらず、受付嬢の毛利まさこ(紗栄子)と、うっかり一夜を共にしてしまう。面倒なことになってきた3話。

なぜ高嶺は言い訳をしないのか


前回、嘘を覚えて!と書いたけれど、実は嘘をついていた高嶺。ELAとつながりのある祖母ひばり(加賀まりこ)が一因で潤子が落選したと知る。しかし自分が本部に口を利いたと、高嶺が悪者になることで事態をおさめようとした。嘘つくのは、そこじゃない……。

正直に事情を伝えれば嫌われずに済んだのに。大胆な行動に出る割には、反論も言い訳もしない高嶺。なぜそこまで口を閉ざす?

潤子の夢を応援するはずが、不合格になれば一緒にいられると、一瞬でも喜んでしまったのは祖母と同罪と自分を責めた高嶺。滝に打たれても、般若心経を読み上げても消せなかった煩悩。職業柄、とてつもない罪悪感を感じていたのか。

強引に花嫁修業につれてきたけれど、優しくサポートしたりピンチのときには助けたりと全力で潤子を守った。豪華な花束やブランド物の靴もプレゼントした。しかし潤子は「靴に罪はない」と、高嶺の存在を消して保管。物じゃダメなんだよ。
行動力はあるし直球でプロポーズもしたけれど、ガツンと心に響く一撃が足りない高嶺さん。全体的に言葉が足りてないのでは……。

キスとハグとカワイイ


ケンカ中の二人をみて、スクールのモテ男、木村アーサー先生(速水もこみち)が高嶺に仲直りするための3ステップを教えた。

「キスして、ハグして、カワイイね、でOKですよ」
おそろしくシンプルだけど、女はそんなに単純じゃないぞ!

思い詰めて山寺にこもると決めた高嶺を引き止めにきた潤子に、
「あなたはかわいい。怒っているあなたも、涙を流しているあなたも、ご飯を食べてるあなたも、雑巾がけをしているあなたも、英語を教えているあなたも、家族といるあなたも、どんなときだってあなたはかわいい」

やっと言えた!しかも、なにこの胸キュンセリフ。やさしい声で言われたら、たとえお世辞でも悪い気はしない。ああ単純だ……。

「結婚して差し上げます、やはりあなたには私しかいません」
潤子を抱き寄せた高嶺。いいぞ、ハグだ!

顔を近づけてキス……とはならず、寸前で止めるガードが固い潤子。なかなか接吻はできないけれど、他人から友達に昇格。物事には段階ってものがあるんですよね。

潤子に連れられて参加したハロウィンパーティ。そこで潤子は幼なじみの三嶋に強引に連れ出されてキスをされてしまう。高嶺が寸止めをくらった接吻は、目の前であっさり別の男に奪われてしまった。
高嶺の猛烈なアプローチで、入る隙がなかった三嶋がついに動き出した。4話も波乱の予感……。
(柚月裕実)