アンティーク雑貨やフードなど200店舗以上が集結!調布で「第8回東京蚤の市」開催

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2012年から開催されて以来、年々人気を集めている「東京蚤の市」。これは、東京都調布市にある「東京オーヴァル京王閣」に、食器やインテリア小物などのアンティーク雑貨、古書やポストカードなど店舗が集まるイベントで、フード屋台やライブも登場するとか。歩いて回るだけでも楽しめそう!

「第8回東京蚤の市」は、2015年11月14日(土)と15日(日)の2日間に開催。今年5月に開催された第7回には、2日間で延べ2万7000人が来場したとか。毎回、主催者の手紙社が直接店舗に声をかけて出店を決めていて、今回は200以上の店舗が参加するそう。さっそく主催の「手紙社」の加藤さんに詳しく聞いてきた。
東京都内の店だけではなく、外国や地方など、なかなか訪れることのできない多くの店舗が出店をしているのが、このイベントの魅力のひとつ。

例えば、パリを拠点に活動している「kosaji antique(コサジ アンティーク)」(写真)は、日本での出店は年2回の東京蚤の市だけだそう。同じ店では、ヨーロッパを巡って集めた、食卓を彩る器や道具に出合うことができる。

地方の店舗では、滋賀県彦根市の琵琶湖畔におとぎ話に出てきそうなかわらしい佇まいの店をかまえる「vokko(ヴォッコ)」に注目。北欧で買い付けたキッチンウェアやテキスタイル、色鮮やかなブランケットなどを揃え、その世界観を体感させてくれるとか。


京都で古家具などを扱うお店「やっほ」と「田中美穂植物店」のコラボレーション出店も気になるところ。

「前回の出店時には、素敵なディスプレイが目をひき注目度も高かった2店です。今回は、リースや植物と味のあるテーブルや椅子などを用意しているそうです」

初出店の店では、「ヴィンテージアクセサリーパーツ le meace レミース」をチェックして。ヨーロッパなどから買い付けた、30年以上前の貴重なアクセサリーパーツ500種類を並べるそう。手作り好きの女子なら見逃せないはず。


また、北欧発の雑貨やグルメを販売する「東京北欧市」も同時開催。北欧人気とともに来場者からの注目度も、回を追うごとに高まっているそう。

開催4回目の今回は、北欧の壁紙でつくられた貼り箱の「BOX&NEEDLE(ボックス アンド ニードル)」やデンマークを中心としたビンテージ家具の「MICHIO OKAMOTO WAREHOUSE(ミチオ オカモト ウェアハウス)」(写真)など、選りすぐりの全21店が並ぶ。

「北欧のフードも用意しています。『北欧料理 リラ・ダーラナ』の希少価値の高いトナカイ肉のホットドッグをお試しください」(同)


買い物だけではなく、参加型のコンテンツも充実しているのが「東京蚤の市」の醍醐味。蓋つき白樺バスケット作り」や「WOODPRO × YADOKARI小屋部『モバイル屋台をつくろう』」など、オリジナルの雑貨を作ることができるワークショップも多数予定しているとか。事前予約が必要なものもあるので、気になる女子は事前にホームページでチェックを。

おすすめは両日ともに開催される「東京蚤の市オリジナルトートバッグを作ろう」(1000円・写真)。イラストレーターの高旗将雄さんと一緒に、シルクスクリーンでイラストを印刷するトートバッグ作りを体験できる。当日受付なので、気軽に参加して。


いつも人気のフード屋台では、栃木県の「アンリロ」や「日光珈琲」など、地方の人気店の味も楽しめるとか。しかも今回から、“Bread(ブレッド)”という新カテゴリーができて、山梨や群馬、沖縄などの地方を含めた20店のベーカリーショップが初参加する。

「中でも注目は、岐阜県から出店する『円居(まどい)』(写真)。イングリッシュマフィンやカンパーニュなどが人気のお店です」(同)

フード屋台の中央にあるステージでは1日中ライブが行われ、「カジヒデキ」や「かせきさいだぁ」などの人気アーティストのほか、「Irish Music Party(アイリッシュミュージックパーティー)」の陽気でエレガントなアイルランド音楽や神出鬼没の大道芸なども。お祭り気分が盛り上がりそう。

“蚤の市郵便局”を設けてオリジナルのハガキと切手を購入できたり、船の乗船チケットをイメージした入場券を発行したり…ここでしか体験できないワクワクは、ほかにもいっぱい。足をのばして、充実した1日が過ごして。