和食は一汁三菜などと言われ、味噌汁は欠かせないものです。代表的な発酵食品の味噌は、大豆を米麹などで発酵させて作ったもの。味噌そのものが持つ高い栄養価に加えて、他の栄養素の吸収率をアップしたり、腸内環境を整える効果もあるのです。ここでは、和食に付きものの味噌汁の効能をご紹介します。

味噌にはこんな栄養が含まれている

私たちが一般的に食べている米味噌は、原料となる大豆を米麹などで発酵させて作ります。大豆には良質のたんぱく質、ビタミンB1、B2、ビタミンE、食物繊維など栄養が豊富。それらの栄養素に加え、発酵の過程で大豆たんぱく質が分解してできるアミノ酸も豊富です。アミノ酸は味噌の旨味のもとになる成分でもあります。さらに発酵食品に特有の酵母や乳酸菌が多いことも特徴のひとつです。

毎日味噌汁を飲む……その効能は?

栄養豊富な味噌汁にはさまざまな効能があります。これを知れば、もっと味噌汁を飲みたくなるかもしれませんよ!

◎味噌汁には腸内環境を整える働きがある

味噌に含まれる乳酸菌や酵母には、腸内で悪玉菌を減少させ腸内環境を整える働きがあります。便秘の解消に効果的なのはもちろんですが、腸内環境が整えば体内の毒素も排出されやすくなり、美容にも効果的です。

◎大豆タンパクにはコレステロールを減らす効果が

味噌の原料となる大豆には、良質のたんぱく質が豊富です。大豆タンパクの効能は、コレステロールを抑制すること。コレステロールの増加は動脈硬化を招き生活習慣病の原因となります。毎日味噌汁を飲むことで、生活習慣病を予防することができます。大豆に含まれる食物繊維やサポニン、レシチンにもコレステロールを減らす効果があります。

◎意外! アンチエイジング効果も期待できる

ポリフェノールといえば赤ワインですが、意外なことに味噌にもポリフェノールが豊富です。毎日赤ワインを飲むのは難しいですが、毎日の味噌汁なら続けることができるでしょう。ポリフェノールは強い抗酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待できる成分です。大豆に豊富に含まれるビタミンEも抗酸化作用の強い栄養素です。

味噌にはいろいろな健康&美容効果がありますが、味噌汁の具に食物繊維の多い野菜などを使えば、さらに効果的。味噌に含まれる乳酸菌などの菌類は、食物繊維をエサにして増える特徴があるのです。皆さんも、ぜひ、具だくさんの味噌汁を毎日の習慣にしてくださいね。


writer:岩田かほり