イーグルを奪うなどスコアを伸ばし6位タイに浮上した谷口徹(撮影:ALBA)

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<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇31日◇ABCゴルフ倶楽部(7,130ヤード・パー71)>
 国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」の3日目。トータル3アンダーの8位タイからスタートした谷口徹はこの日2つスコアを伸ばし、トータル5アンダー6位タイでホールアウトした。
イーグルパフォーマンス谷口徹劇場の全貌
 この日のプレイングディスタンスは320ヤード。打ち下ろしのパー4で1オンも狙えるABCゴルフ倶楽部の7番は多くの選手がイーグルを狙うOUTの注目ホールだ。60名中この日イーグルを奪ったのは4人。その一人となった谷口はその7番を自らの劇場の舞台に変えた。
 6番のダブルボギーを帳消しにする一打を振り返るにつけ、よどみなく谷口節が口をつく。「右からドロー打って気持ち的にはOKイーグルだったのに」とティショットこそグリーン右手前に外したが、ここからが見せ場。「20ヤードくらいの(アプローチ)がスルスルと行って、“うわっ止まったわ!”と思ったらコロンと入った。“2”(イーグル)を獲る気持ちがあったからかな」。クラブを放り投げて両手でガッツポーズ。グリーンに向かう間も2度、両拳を握りしめた。
 谷口劇場はまだ終わらない。満面の笑みでカップを覗き込むと「あれ?ボールないやん」。実は同伴プレーヤーのキャディがピンを抜く際にボールを拾い上げていた。だがこれで終わらないのがこの人流。ボールをキャディから受け取るとカップから拾い上げて歓声に応える“パフォーマンス”を再演。「そういうシーンを想定してるのに、アレはやっとかなアカンでしょ」と再びギャラリーの声援を引き出した。
 1イーグル・5バーディにも3つのボギーと1つのダブルボギーを叩くなど出入りの激しい内容。「つまらないボギーが多い。年いってからのほうが子どもみたいなゴルフしている」と不満気だが、肉体改造により伸びた飛距離で気持ちが前向きになっている証拠でもある。首位とは5打差がついているが、「わからないですよ。こういうコースは。1つ1つやることをやっていって結果が良ければ」。明日は18番グリーンを谷口劇場とすることができるか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>