29日、グーグル社のエリック・シュミット会長が韓国で講演し、起業家精神について強調したが、韓国のネットユーザーからは冷めたコメントが数多く寄せられている。写真はソウル。

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2015年10月29日、グーグル社のエリック・シュミット会長が韓国で講演、若いベンチャーの起業家らに対し起業家精神について語った。韓国・ニューシスなどが伝えた。

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シュミット会長はこの日午前、グーグルがソウルに設けた起業のための空間「キャンパス・ソウル」で約50分の講演を行った。講演の中で最も強調されたのが、起業・創業の重要性。会長は「若い人にほど危険を顧みない挑戦が必要だ」とし、「人生は思ったより短い。成功の秘訣は失敗から生まれることを肝に銘じ」挑戦してほしいと述べた。

また、これに対し「韓国は起業に保守的な国だ」との指摘が上がると、「まれにみる急成長や整備されたITインフラ、優れた女性人材、政府による起業政策」などから「韓国は起業に適した国」と述べ、指摘を否定した。また、「韓国の市場とグローバル市場とに大きな差はない」として、起業家らに対し、「韓国のリーダーにとどまるのではなく、世界のリーダーになろうとの思いを抱いて若い皆さんが前に進んでいってほしい」と呼び掛けた。

しかし、会長のエールに韓国のネットユーザーの反応は薄く、次のようなコメントが寄せられた。

「韓国で起業するということは、チキンの店の店長になるという意味」
「あなたも韓国に生まれたら、起業してもすぐつぶれ、サラ金から逃げて駅でホームレス生活をしてたはず」
「韓国の現実を知らないで言っているね。韓国では一度失敗したら人生終わり。あっという間に奈落の底に落ち、絶対に復帰できない」

「韓国で起業することは、株に次ぐ賭け」
「ホームレスへの一番の近道は起業」
「おかしなことを言わないで。ここは独裁国家・ヘル朝鮮だよ」
「一度、ソウルのチキン店やカフェに行って現実を見て、起業を勧めたことを謝ってほしい」

「韓国で起業すると、それでなくても短い人生がもっと短くなる」
「韓国で起業しようと思っても、まず事務所すら構えられないのが現実」
「リップサービスだよ。言葉通り受け取っては駄目」
「確かに韓国で起業する人は多いけど、廃業率も相当だ」(翻訳・編集/和氣)