イケイケだったバブル期の勢いにはまだ及ばないものの、2年に一度の"クルマの祭典"に少しだけ華やかさが戻ってきた!

 10月28日〜11月8日(一般公開は10月30日から)の日程で、東京ビッグサイトを舞台に開催されている「第44回東京モーターショー2015」。ここ数回は日本国内における自動車マーケット縮小のあおりを受け、海外メーカーの出展が減少。国内メーカーもコンセプトカーや、主要モデルのプレミア発表がだんだん少なくなり、"アジアナンバーワンのモーターショー"という地位を中国の上海国際モーターショーや北京モーターショーに奪われた感もあった。

 しかし、今年の東京モーターショーは、アメリカの「ビッグ3」こそ不参加だったものの、トヨタ、ホンダ、マツダ、日産をはじめとする各メーカーが意欲的なニューモデルやコンセプトカーを多数出展。大規模なモーターショーにふさわしい華やかさを演出している。
 
 なかでも「RX-8の後継モデルなのか!?」と全国のロータリーファンを騒然とさせているマツダRX-VISIONや、V6エンジンと3モーターによるハイブリッドとなったホンダ新型NSXなど、夢も内容もあるスポーツモデルの存在が目立つのが、クルマ好きにはうれしい限りだ。

 この活況が日本の景気回復のきざしなのか、それとも円安の一時的な恩恵なのかはわからないが、いずれにしても、「最近の若いヤツはクルマに興味がないから......」などと嘆いているばかりでは仕方ない。数年前より元気に見える今回の出展車のなかから、思わず「すげえ!」「カッコいい!」「ほしい!」と口に出てしまうような、魅力的なモデルが市販されることを期待したい。

 Sportivaでは、モータージャーナリスト佐野弘宗氏によるモーターショーのレポート記事を掲載する前に「これ何だ?」と気になった展示車をフォトギャラリーで紹介。このなかに、あなたの感性にピンとくるクルマはあるだろうか。

スポルティーバ●文  text by Sportiva