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Analog Devices(ADI)は、スマートグリッドシステム内の送配電管理に使用する、保護、監視、および電力品質測定機器の性能改善向けに設計された、24ビット・データアクイジションSoC「AD777x」シリーズとして「AD7770」「AD7771」「AD7779」の3製品を発表した。

3製品ともに、入力チャンネルは、8kSPSにおいて112dBのダイナミックレンジを達成しており、それぞれのA/Dコンバータ入力チャンネルに保護機能と測定機能が統合されている。また、同じチップにサンプルレートコンバータを内蔵しているため、IEC61000-4-30 Class A規格に準拠した電力品質アナライザの作成にともなう設計の手間を簡素化することも可能だ。

さらに、さまざまなセンサの出力をスケーリングすることができるプログラマブル・ゲイン・アンプ(PGA)を内蔵しているため、異なる入力センサタイプや、さまざまな精度要件のアプリケーションに、共通のプラットフォームを用いることができるようになるほか、シグナルコンディショニング用アンプやフェーズ・ロック・ループ(PLL)のような外付け部品が不要なため、トータルシステムコストの低減も実現できるとしている。

なお、AD7770は、従来よりも高性能かつ小さなフォームファクタの保護リレーが実現可能な製品。AD7771は、電力品質測定装置のパワーグリッドの電気的故障を早期に検出することが可能な製品。AD7779は、回路ブレーカ装置の迅速な起動を実現する製品との位置づけで、いずれもサンプル出荷をすでに開始しており、2016年1月より順次、量産出荷を開始する予定だという。価格は1000個受注時の単価で、5.90ドル(米国での参考価格)から、としている。