Batman v Superman Dawn of Justice

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ヘンリー・カヴィルは、映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の中で、彼が演じるスーパーマンがなぜベン・アフレックが演じるバットマンと戦うことになったのかを語った。

カヴィルはイギリスの映画誌『トータル・フィルム』のインタビューの中で、二者が対立に至った経緯を語っている。それは、バットマンの分身であるブルース・ウェインが壊滅されたメトロポリスの救出を試みるという、予告編のヒントにもなっている。カヴィルは、この映画は一連のシリーズの壮大なプロローグを含んでおり、それゆえにウェイン・フィナンシャル・ビルディングが破壊されるシーンも含まれたと説明した。

「ウェインが所有するビルのうちの一つが破壊され、彼はビルの中にいる全ての人を助けようとしますが、できません」とカヴィルは語る。「そして彼は激しく怒るとともに、次にスーパーマンが引き起こすかもしれない行動を恐れるのです。なぜ人々はこのスーパー・パワーを持つ宇宙人を信頼しようとするのか、もし彼が我々の敵にまわったら、いったいどうするつもりなのか、と考えます」(カヴィル)。

ワーナーブラザーズはこの映画を2016年3月25日に公開する。アフレックは、なぜバットマンがスーパーマンを追跡することになったのか、その詳細について語った。

「彼は自分の中に、スーパーマンに対するとてつもない怒りが秘められていると気づきます。それが彼の行動や、彼自身とその周辺の人々、例えばアルフレッド(ウェインの執事)の身の上に起きることの根拠にもなっていくのです。そうした彼は恐ろしくもあり、同時に心配にもなります。それは新しくて、とても興味深いサムシングだと思います」(アフレック)。

アフレックはバットマン単独の映画の監督を務める可能性についてもコメントした。彼は今年7月にジェフ・ジョンズと共に脚本を手がけたことが分かっている。

「もし、自分で監督できるなら夢のようです。監督するのであれば、まず自分ならうまくできると確信することが大切でしょう。間違いないアイデアを持ち、それを確実に作品に活かせるという自信です。少々くだけて言わせていただくと、それはまさに私の願うところであり、私にはエキサイティングなアイデアがあります」(アフレック)。

DCコミックスのスーパーヒーローが対峙する『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』は、新たな脅威の出現であり、人類をいまだかつてない巨大な危険に陥れる。

ザック・スナイダーが監督を務め、クリス・テリオとデヴィッド・S・ゴイヤーが脚本を担当する。プロデューサーはチャールズ・ローヴェンとデボラ・スナイダー。

この映画にはガル・ガドットがワンダーウーマン役で出演するほか、前作の映画『マン・オブ・スティール』よりエイミー・アダムス、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・レインが引き続き出演する。ジェシー・アイゼンバーグがレックス・ルーサー役で、ジェレミー・アイアンズがアルフレッド役で出演するほか、ホリー・ハンターはこの映画で新たに登場するキャラクターを演じる予定だ。ジェイソン・モモアはアクアマン役で出演する。