<資料>
 上海総合指数は8月26日の2927ポイントを底値として、10月26日までに2割近く反発してきた。ではこの上海株高はさらに続くのか。一つの鍵を握っているのは円安ではないか。

 2012年1月2日を100にしたグラフを作成すると、人民元高・円安のこの間のピークは6月5日だ<資料参照>。この直後に、上海総合指数は天井を打つと急落に向かった。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=66212

 ところで、一旦反発気味になった上海総合指数の急落が本格再開したのは8月に入る頃からだった。こういった中で、8月10日、中国は突然の人民元切り下げを決定した。この後から、世界的に株暴落に向かうところとなった。

 では、なぜ上海株の暴落は8月に入る頃から再開し、そして中国は人民元切り下げに動いたのか。人民元高・円安は8月にかけて再開し、8月5日には6月5日につけたピークに急接近するところとなっていた。

 以上のように見ると、上海株の暴落が始まり、人民元切り下げまで余儀なくされた主因は「円安」だったのではないか。人民元は依然として実質的に米ドルと連動しているため、ドル高・円安が進むと、人民元高・円安が進むことになる。

 中国株暴落不安が後退し、リスクオンで株高、ドル高・円安になると、今度は「円安→中国株不安」懸念が浮上する循環は注目されるのではないか。(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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