誰もがスリムで健康な体を維持したい時代。それならば“黒い”食材に注目してみませんか? 私たちは、無意識のうちに白米や小麦粉、白砂糖を食べることが多くなっていますが、これらは“白く”精製されたものなのです。精製の過程で、体にもいいさまざまな栄養素が取り除かれてしまっています。食卓から白いものを減らすだけで、スリムと健康にまた一歩近づけるのです。

“黒い”食材には栄養がいっぱい

玄米から表皮と胚芽を取り除いて生成したものが白米です。白米は食べやすく美味しいものですが、実は生成の過程で取り除かれた部分にこそ栄養が詰まっているのです。玄米は白米と比べると、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、人が必要とする栄養素のほとんどすべてが含まれているため、完全栄養食品と言われています。玄米と白米の栄養を比較すると、カルシウムは2倍、ビタミンB1は5倍、ビタミンB2は2倍、食物繊維は6倍などとなっています。もちろんその他の鉄分、リン、カリウム、ビタミンEなどの栄養素も白米の数倍含まれています。小麦粉も精製する前の全粒粉なら、鉄分やビタミンB1、食物繊維が小麦粉の3倍も含まれています。これらの“黒い”食材は、“白い”食材と比べると口当たりが悪いのですが、健康生活を目指すなら“黒い”食材をチョイスしてください。

糖分も白砂糖よりも黒砂糖がおススメ!

精製した白砂糖も黒砂糖も原料は同じサトウキビです。甘み成分はどちらも「ショ糖」という糖類ですが、上白糖の場合、不純物を取り除いて生成するため糖度は98%にもなります。精製されていない黒砂糖は、サトウキビの汁を煮詰めて固めただけなので糖度は80%程度。黒砂糖には糖分のほかに、カルシウムやカリウム、リン、鉄分などの栄養が豊富に含まれています。黒砂糖はそれらの栄養素のコクのある深い味わいが特徴です。

“黒い”食材なら少量でも栄養はバッチリ

精製されていない“黒い”食材には、生成された“白い”食材にはない栄養素がいっぱいです。厚生労働省では1日30品目以上の摂取を推奨していますが、これはあくまでも白米や小麦粉を主食として食べることを前提としたものです。玄米や全粒粉であれば、主食そのものに豊富な栄養が含まれているので、少量でも必要な栄養素を摂取することができます。また、生成されていない食品はGI値が低くなることも特徴です。よく噛んでゆっくり食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができるので、糖尿病の予防にも効果的です。

食卓から白い食べ物を減らすだけで、スリムで健康になれるなんて!まずは一週間チャレンジしてみてはいかがでしょうか?


writer:岩田かほり