度胆抜くスーパーゴール!! “日本の大砲”MF野津田「迷わず振り抜けた」

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[練習試合 10.29 U-22日本代表候補 7-0 鳥栖]

 度肝を抜くスーパーゴールが生まれた。4-0とU-22日本代表候補が大量リードを奪って迎えた後半21分、相手陣内でボールを受けたMF野津田岳人(広島)に迷いはなかった。鋭いターンで前を向くと、ゴールまで約35メートルの位置から左足を振り抜く。急激な変化を見せたボールは、相手GKの頭上を越えてゴールネットに突き刺さった。

「GKも少し前に出ていたので、しっかり落とせば入るなと思ったので、イメージどおりに打つことができました」と白い歯を見せた野津田。チームが町田戦、福岡大戦で無得点に終わっていたこともあり、シュートへの強い意識を持って試合に臨んでいた。「今日は本当に前が空いていたらシュートを狙うことを意識していましたし、迷わず振り抜けたことが良かったと思います」。

 昨年9月に行われたアジア大会グループリーグ第3戦ネパール戦で、豪快なミドルシュートを叩き込んだ野津田を手倉森誠監督が『大砲』と評したように、パンチ力のあるシュートは大きな魅力。鳥栖戦で叩き込んだスーパーミドルで、改めて野津田の左足がチームにとって大きな武器になることを強烈に印象付けた。自身も「やっぱり僕はシュートが持ち味だし、そこを出していかないと」とストロングポイントを発揮できたことに満足気な表情を浮かべている。

 来年1月に行われるリオ五輪アジア最終予選まで、残された時間は決して多いとは言えない。「五輪の出場権を獲得することが、僕たちの目標です。アジアでは本当にすごく厳しい戦いが待っていると思いますが、チームをレベルアップできるように個人として成長して最終予選に向けて頑張っていきたい」と残された時間でのさらなる成長を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)


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