3アンダー6位タイにつけた高山忠洋(撮影:ALBA)

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<マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇29日◇ABCゴルフ倶楽部(7,130ヤード・パー71)>
 上位を海外勢が占めていく中、日本勢で気を吐いたのが4アンダー2位タイの稲森佑貴と3アンダー6位タイにつけた高山忠洋だ。
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 高速グリーンで知られるABCゴルフ倶楽部だが、そのスピードに加えてこの日多くの選手を苦しめたのが設定されたピンポジション。高山も「長年やっていて初めての場所。4番なんて奥31ヤードなんてグリーンあったっけ?って感じですよ」と目を丸くした。風も弱い好コンディションにも関わらず全体的に伸び悩んだリーダーボード。「グリーンが止まってくれたので良かったけど、パットも返しをきっちり入れたり、そういうことの積み重ねで、少ないチャンスをモノにした」とノーボギーのラウンドに胸をなでおろした。
 先週の「ブリヂストンオープン」は急遽欠場。「やれるところまで連戦して休んだあとどうなるかというデータを採りたかったのもあったけど、日本オープンで3連続ボギーで予選落ちしてダメージが大きかった」とここから続く終盤のビッグタイトルへ向けてリフレッシュに務めた。その効果はてきめん。「脳がスッキリしている。だからピンが振られていてもなんとかやれたんだと思う」と頭の中が整理されてマネジメントが明確になった。
 ところで、小平智が「勝負脳の鍛え方」という本に出会って始めた脳トレーニングの効果で「日本オープン」を制したのは記憶に新しいが、高山も脳と体の関係には一家言ある。オフ中も体に適度なハリを残すことを意識しているという高山だが、その理由は脳を騙すことだと言う。「常にハリを残した状態を脳に覚えさせることで、試合中に疲れでハリが出てきても脳が騙される感じ」。ハリに慣れさせておいて緊張状態でも脳を混乱させないのが高山流の極意だ。
 先週のオープンウィークもしっかりトレーニングを重ねて体にハリは残してきた。「ハリは日に日に馴染んでいくと思う」。09年から続けているという体と脳のコンディショニングはツアー通算6勝目へつながるか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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