子どもうつが増加?自分の子がなったら…

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仕事や人間関係、慢性的な疲労、ホルモンバランスの変化など、さまざまな理由が原因でうつ病を発病する大人もいますが、最近では子どものうつ病が増えつつあると言われています。子どもうつはいったい何が原因となっているのでしょうか?

●ネットやスマホの普及が原因のひとつに

そもそも、子どもがうつ病になってしまう原因には、親の離婚や学校に馴染めないなどが挙げられます。しかし、最近ではその他にもインターネットやスマートフォンなどが原因になっているのではないかという声も上がっているそう。LINEやTwitterのようなSNSで、学校の友人と気軽に連絡を取り合える半面、悪口やイジメなどにつながってしまうケースも少なくない。また、友人以外にも、インターネット上で知り合った人から誹謗中傷されて、傷つきストレスをため込んで、うつ病を発病することもあるのだとか。

●子どもうつの症状は?

では、子どもがうつ病になると、どんな症状があるのでしょうか? 子どもによって症状も異なるようですが、イライラしたり、食欲がなくなったり、自殺願望、自傷行為、暴力、引きこもりなどの症状が現れるそう。また、子どもはうつ病を知らないこともあるため、親や周りの人に相談できない可能性もあります。子どもの様子が普段と異なっているようであれば、いつも以上に気にかける必要があるかもしれません。

●子どもうつの対処法は?

大人のうつ病同様に、励ますような対応は子どもにプレッシャーを与えてしまいかねないので控えたほうがいいでしょう。子どもの話をよく聞いて、つらさや苦しみを共感するような対応がいいそう。とはいえ、うつ病と似ている症状の別の病気ということも考えられるので、いつもと様子が違うからといって、すぐにうつ病と判断しないほうがいいかもしれません。学校に行くのを嫌がったり、友人と遊ばなくなったり、落ち込んでいる状態が続いているなら、専門医の診察を受けて正しい病状を知ることが大切です。

うつ病のような心の病気は、外見上では判断ができず、すぐに気づけない可能性があります。対策としては、日ごろから子どもとしっかり接することで、子どもの小さな変化にも気づけるようにしておくといいかもしれません。

(文・奈古善晴/考務店)