今週は「腹筋運動」について、元AV女優でスポーツジムのインストラクター経験もある、竹下ななさんに伝授してもらった。
 「腹筋を鍛えることが、ED解消に役立つのは間違いありません。特に下腹部を意識して鍛えると、下半身の血流の流れがよくなるので、アッチの勃ちも強くなるんです」

 本コーナーでは、これまで下半身を元気にする筋トレとして、「スクワット」など足腰を鍛える運動を推奨してきた。それもすべて下半身の血流をよくするため、そして筋肉を増やすことで男性ホルモンの分泌を盛んにするためだ。
 「腹筋運動にも同様の効果が期待できます。さらに、腹筋を鍛えればお腹回りも次第にへこむので、見た目も格好よくなれますよ」

 メタボに悩む方なら、なおさらだ。ただ、一つ付け加えると、腹筋運動をするだけでは腹筋は割れない。
 「メタボのように、皮下脂肪や内臓脂肪が上に乗っかっている状態では、どんなに腹筋を鍛えても、(腹筋が)浮いて見えてこないのです。だから腹筋運動を始めると同時に、有酸素運動をしたり、食事を少し制限したりする必要があります。もちろん、すでに体脂肪が低い方は、効果的な運動をすればすぐに腹筋が割れて見えてきます」
 過度な期待はしないこと。すぐに割れると勘違いしてしまうと、長続きしないからだ。

 また、腹筋運動=きつい、というイメージも強い。ゆえに、腹筋嫌いの中高年男性も多いが…。
 「私の感覚では皆さん、わざわざハードな腹筋をやりすぎなんです。もっと楽な上に、下腹部を意識して鍛えられる腹筋運動があるんですよね」

 それが今回伝授する、「ニースライド」だ。
 「スライド式腹筋とも呼ばれるのですが、スポーツジムのパーソナルトレーナーが、よくお客さんに教える腹筋方法です」

 やり方は簡単。まず、仰向けに寝て、両足の膝を曲げる。多くの方がこの体勢から、上体を起こす一般的な腹筋をしてきたはずです。
 「スライド式の場合、両手を自分の頭ではなく、自分の太ももの上に置きます。そして、両手を膝に向かってスライドさせるようにして、上体を起こしていくのです」

 むろん、完全に上体を起こす必要はない。上がるところまで体を起こしたら、膝に置いた両手を太ももまでスライドさせていく。
 「この動作を繰り返すのですが、一般的な腹筋運動に比べればかなり楽です。何より腰に負担がかからないので、腰痛持ちの方でも簡単にできます」

 重要なのはアゴをしっかり引いて、腹筋を意識することだ。
 「意識するかしないかで、腹筋にかかる負荷がまったく違ってきますからね」

 この運動を10回3セット、週2〜3日を目標に行う。
 「毎日する必要はありません。1回トレーニングをしたら、2〜3日は間隔を空けてください。その方が筋肉は超回復して、どんどん強くなっていきますので」

 ちなみに腹筋が強くなれば、体幹も鍛えられる。
 「体幹が強いと正常位でピストンしてもバランスが崩れず、疲れにくい。セックスが強くなるのです」

 さあ、簡単な腹筋方法で地道にオスを取り戻そう!

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。