トヨタのミニロボ「KIROBO MINI」公開。座高10センチ、ドライブの楽しいお供になりそう:東京モーターショー2015

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現在、東京ビッグサイトで開催中(11月8日まで)の東京モーターショー2015にて、トヨタがコミュニケーションパートナー「KIROBO MINI」を世界初出展。あのロボット宇宙飛行士「KIROBO」を小型・軽量化した「弟分」で、ユーザーと何気ない会話を楽しんだり、違和感のない表情やしぐさを見せるのが特徴。ドライブ中だけでなく日常生活のさまざまなシーンで人に寄り添い、愛着を感じられる存在を目指すとのことです。

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2013年夏に世界初のロボット飛行士として話題になった「KIROBO」を、日常生活にもフィットするサイズに小型化したのが「KIROBO MINI」です。異なる点はいくつかあって、KIROBOは自立しますが、KIROBO MINIは座った姿勢のまま。KIROBOは身長34cmだったのですが、KIROBO MINIは座高10cmになっています。

サイズの小型化を追求するため、KIROBOに比べて動きの自由度は下がっています。ですが、目の部分に組み込まれたライトで表情を作ることなどにより、リアルな感情表現が可能。実際に動く様子を見ていても、じつにカワイイです。

ユーザーとの自然なコミュニケーションが可能な点は、KIROBOと同様です。KIROBOとの違いは、スマホと連携することでそれを実現していること。簡単な受け答えはスマホだけで行ない、複雑な会話はクラウドを介して行ないます。そうすることで、会話に不必要なタイムラグが生じない仕組みになっているわけです。

KIROBO MINI専用のクレードルも展示されていました。クレードルといっても充電ができるわけではなく、ケースの機能のみ。ただ、KIROBO MINIを入れた状態で、その下部は少しスペースに余裕があるため、モバイルバッテリーや外部スピーカーなどを収納することは可能だそうです。KIROBO MINIもクレードルもまだ参考出品の段階ですが、市販化の際にはそういった製品が登場するかもしれません。

トヨタが開発しているということで、運転中のアシストが主な目的なのかと思ったのですが、KIROBO MINIはそれにとどまらない存在を目指すとのこと。持ち歩きしやすいサイズや愛らしいルックスにしたことで、日常生活のさまざまなシーンで人に寄り添うことができます。トヨタが「コミュニケーションロボット」でなく「コミュニケーションパートナー」と呼んでいるあたりにも、開発意図が垣間見えます。

一般販売については、今のところまったく未定とのこと。今回の出展で来場者の反応を確かめつつ、販売に向けて動く可能性もあるということですので、楽しみに待ちたいところです。