©2016 halyosy・藤田遼・雨宮ひとみ/PHP研究所/「桜ノ雨」製作委員会

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世界中の最先端の映画が観られる東京国際映画祭だけど、正直何を観たらいいのか分からない? そう思っている人も多いみたいですね。

<特集>「東京国際映画祭」の“裏側”に密着!

でも、そんなに堅苦しく考えなくてもいいんです。楽しみ方は人それぞれだから、どこかの国際映画祭で賞に輝いているものを観てもいいし、監督でチョイスしてもいい。

もっと簡単なことを言うなら。ポスターやチラシを見て「この映画に出ている女の子、可愛い」とか「この子、すごくセクシー」といったことが気になったら、本能の赴くままに、そこを入口に観てみるのも意外に面白かったりするものです。

そこでここでは、いろいろなタイプの女優や美女が出てくるオススメ映画を映画祭の部門やジャンルに関係なく、独断と偏見でピックアップしてみましょう。

『家族の映画』クリスティーナ(エリシュカ・クシェンコヴァー)

両親と姉弟からなるブルジョワ4人家族の間で明らかになる衝撃の事実を通して、家族とは何か? をシニカルに問う挑発的な作品。観る者の意表をつく展開で注目を集めているけど、アナの女友だちとして登場するクリスティーナ(エリシュカ・クシェンコヴァー)の存在も見逃せない。

「退屈がイヤだから」とマンションのエレベータに全裸で乗るゲームをしたり、アナの弟エリクの耳を舐めたりして、なかなかのビッチぶり。

濃いメイクをしているときとそうでないときの印象も違っていて、前半は彼女にドギマギさせられる。

『ガールズ・ハウス』サミラ(ラーナ・アザディワル)、バリサ(ベカー・アハンガラニ)、バハル(バラン・コーサリ)

結婚式前日に花嫁が死ぬ衝撃的な事件から幕を開ける本作は、謎解きもののスタイルをとりながら、その中で伝統的なイスラム社会の暗部を炙り出す新しい時代のイラン映画。

死んだ女性と事件の真相を探るふたりの女性ともに独自の存在感と美しさ、強度を持っていて圧倒される。彼女は本当に死んだのか? 女性陣があなたの脳を撹乱する。

『ぼくの桃色の夢』リー・チュンシュア(スン・イー)

主人公が初めて恋をするヒロインのリー・チュンシアがとにかく可愛い!

中国の美人女優スン・イーがショートカットの中学時代から妊婦までをすべて演じきっているが、主人公の妄想シーンでは満面の笑顔やセクシーショットも見せているし、男性の観客はスクリーンの中の彼女を見て思わず恋におちてしまうはず!

『スナップ』プン(ワラントーン・パオニン)

クーデター直後の戒厳令下のタイを舞台に甘酸っぱい恋を描いた青春ムービー。

帰郷した田舎で元カレと再会し、彼と過ごしたころの時間を思い出すヒロインのプンを演じたワラントーン・パオニンの清楚な美しさには誰もが目を釘づけになるに違いない。

現在は大学生の彼女はガールズグループに所属していたこともあり、本作で映画デビュー。年末には歌手デビューも予定されているというから、いまのうちにチェックしておいた方がいいかもしれない。

『The Kids』ジアジア(ウェン・チェンリン)

1児の父母になった10代のカップルの行方を見つめた台湾の女性監督サニー・ユイの長編デビュー作。

昨年の東京国際映画祭で上映された『共犯』でもその美貌を印象づけたウェン・チェンリンが、幼い妻から母親になるヒロインのジアジアを体当たりで演じ、その儚げな美しさで観る者の目を釘づけに。彼女を見るだけでも価値がある。

『if Only』サミーラ(ニディ・スニール)、クシャーリ(カーヴヤ・トレーハン)

ネットで知り合った新しい恋人と関係を深める写真家の前に女優になった元カノが現われて……インドの若き鬼才が多彩な映像テクニックを駆使して描くトライアングル・ラブ・ストーリーだが、ふたりの女優かとにかく匂い立つほどセクシーで美しい。

果たして、主人公の写真家は最終的にどちらと結ばれるのか? それとも……。このどこか不思議な写真を見ただけで、そそられてしまう。

『レイジー・ヘイジー・クレイジー』

10代の女子3人組の恋や嫉妬、裏切りを赤裸々にエロティックに描いた新世代の香港ガールズ・ムービー。

蒼井そらが本人のそっくりさん役で出演しているのも話題だが、いまを生きる香港の女子たちの姿が、援交などのリアルな設定と多用されるヌードシーンで生々しく映し出されて刺激的。

スキャンダラスなのに、どこか軽くて空虚な空気がいまの時代をまんまと伝えている。

『コスモス』

『ポゼッション』でフランスを代表する美人女優イザベル・アジャーニの怖いほどの美貌と美しい肢体をフィルムに焼きつけ、『私の昼はあなたの昼より美しい』では後に事実婚状態にあった(いまは関係を解消)ソフィー・マルソーの妖艶な美しさを引き出したポーランドの鬼才アンシェイ・ズラウスキ。

その15年ぶりの最新作は、観客をカオスに陥れる罠が随所に仕かけられているが、主人公が恋におちる美しい娘をめぐる官能的なタッチも健在。

独創的で甘美な世界にズブズブと引きずり込まれてみるのもいいかもいれない。

『アレノ』

女と愛人が邪魔になった女の夫の殺害を計画したとき、3人の乗ったボートが転覆。

女と愛人は岸に辿りつが、そこには夫の姿はなかった…現実と幻想が入り乱れる映画はほぼ3人だけで展開。

『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』のヒロイン役や昨年のNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の小説家・宇田川先生役も記憶に新しい山田真歩が、ヌードも辞さない体当たりの演技で、女性の自身でもコントロールできない性を生々しく体現していて目が離せない。

『桜ノ雨』

ボカロバーチャルアイドル・初音ミクの420万回再生を誇る永遠の名曲「桜ノ雨」を実写映画化。2011年に「三井リハウス」の14代目リハウスガールとしてデビューし、『暗殺教室』『Zアイランド』などの話題作に出演している注目の若手女優・山本舞香が合唱シーンやソロで唄うシーンで美しい歌声を聴かせてくれる。

彼女の新たな魅力とともに、新世代の青春ムービーのあり方を提示していて深い余韻を残す。

『ピンクとグレ―』サリー(夏帆)

Hey! Say! Jumpの中島裕翔と菅田将軍の共演、トリッキーな構成で話題の行定勲監督の最新作だが、ヒロインを演じた夏帆の存在も見逃すことはできない。

セーラー服の女子高生から派手なメイクの女優までを演じ分けていて、ただただ可愛かっただけの彼女を卒業。中島との濃厚なラブシーンにも挑んでいて、これまでに見たことのない新たな魅力を開花させている。

さあ、ここまで読んで、あなたはどの女の子=女優が気になったかな。

スクリーンで気になった女子を目撃し、自分の見る目は正しかったのか否かを確認して一喜一憂するのも映画の愉しみ方のひとつ。

東京国際映画祭でそんな映画鑑賞本来の喜びや面白さをもう一度体験して欲しい。

※一部映画祭での上映が終わっている作品があります。スケジュールを公式サイトでご確認の上、おでかけください。