お気に入りのスポブラでランニング女子デビュー

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スポーツの秋です。爽やかな空気の中、ランニングでいい汗をかきたいですね。

でも、女子の場合、すぐには実行に移さない理由の一つに「オッパイ」問題があります。運動中にバストが揺れて気になったり、ブラジャーがずれてしまったり、汗やムレで不快な経験をしたことありませんか? とくに、バストが大きいと「垂れるのが嫌だから走らない」と思う人も多いですよね。

ウォーキング程度でもダメージが

走ったりジャンプしたり、激しい動きを伴う運動はオッパイが垂れる大きな原因になります。乳腺組織や脂肪組織とともに乳房を支えている「クーパーじん帯」というコラーゲン線維が伸びると、バストが垂れ下がってしまうのです。クーパーじん帯は、激しい運動による「揺れ」や妊娠・出産による急激なサイズ変化に弱く、一度伸びると元には戻らないそうです。しかも鍛えることもできないというから、しっかり守る必要があります。

「それでも走りたい」という女性の強い味方がスポーツブラです。サポート力が強く上下の揺れを抑えられる、乳頭の擦れを予防する、通気性がよくムレにくい、汗が乾きやすい、ストラップの幅が広くずれにくい、伸縮性があり動きやすい、といったメリットがあります。でも、日本では運動するためにスポーツブラを買うという人はまだまだ少ないようです。

下着メーカー大手のアツギが実施したアンケート調査によると、運動をするときに必ずスポーツブラを着用する人はわずか14%。カップ付きインナーで代用している人もいますが、8割の人が普段と同じブラジャーをつけていることが分かりました。

その背景には「サポート力が強い分、胸が押しつぶされてしまうのではないか」の心配を始め、「胸が小さいから必要ない」「カップ付きのインナーで代用できる」などの意識があるようです。実際のところ、どうなのでしょうか?

スポーツブラ専門の紹介サイトなどによると、着用時に胸がつぶれるように感じるのは、バストをしっかりホールドしている証拠だそうで、これで形が崩れることはないそうです。むしろ、押さえることで形の崩れの原因となる揺れを防いでいるので、カップ付きのインナーで代用するより、ホールド力の高いスポブラをチョイスした方が間違いなさそう。ウォーキングでも結構揺れるといいますから、ここはがっちりガードしたいところです。

また、運動をするとき、胸のどの範囲がどれくらいの比率で揺れるかは胸の大小関係なく同じだそうで、胸が小さい人も、運動をするときはちゃんとスポーツブラを着けたほうが良いそうです。

1枚持っていれば、思い立ったときに集中してランニングが楽しめますよね。専用のブラをつけて、アスリート気分になった方が楽しさも倍増して長続きしそうです。ランニング女子も、これからデビューする人も今すぐゲット!