5番街にできた「マイクロソフト・ストア」に行ってみた

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10月26日、マイクロソフトの旗艦店が、ニューヨーク5番街にオープンした。どうしても比較対象になってしまうApple Storeを向こうに、彼らはどんな店舗デザインを試みたのか。

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ニューヨークの名高き5番街。そこに居並ぶ商店の例に漏れず、5番街677にオープンしたマイクロソフトの旗艦店も、「ものを売る」というよりは「マーケティング」目的の佇まいだ。

「衆目にさらす、つまり、ブランドのショーケースたらんとしたのです」と、マイクロソフト・リテール&オンラインストアのCOOを務めるディヴィッド・マッガンは言う。

現在、ブランドとしてのマイクロソフトが目指すのは「働き者のツール」をつくることがすべてだ。このデザイン哲学は、この会社のDNAでもあり続けていると同時に、いま彼らが生み出しているものにようやく見えるかたちで表れだしている。そして、このストアもそのひとつだ。

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5階建て、約2,000平方メートルの床面積は、マイクロソフトがこれまでにオープンした113店の小売り店のなかで最大のものになる。マイクロソフトの代表者がストアを案内してくれたが、彼は「ハンズオン」という言葉を何度も繰り返した。この空間は「触って試してみてもらえるように」デザインされている。

ノートPCやスマートフォンといったあらゆるデヴァイスは、テーブルにつながれていないため、実際に手に持って使った感覚をつかめる。上の階では、Xboxのゲームがプレイできるスペースがある。下の階にはテーブル、イスが設置され、来店者は座って仕事ができるようになっている。木のテーブルは、あたたかい雰囲気をストアに与える。全体的な印象は、洗練された新しい図書館にいるような雰囲気だ。

「座ってもらって、わたしたちの製品を知ってほしいのです」と、マッガンは言う。「クルマを試乗してもらうのと、よく似ています。自動車業界が、熱心に客に試乗させようとするのは、ひとたび乗れば、とても気に入ってもらえるからです。その製品に何ができるのか、必要な用途にいかに合っているのかを、深く掘り下げてもらいたいのです」

5番街のストアに並ぶホロレンズ(HoloLens)のイヤホン、ケースに入ったマイクロソフトのフィットネスバン。消費者は、これから先に何が発売されるのかを見ることができる。ヘルプデスクは、端末を問わず、ウィンドウズの設定に助けが必要な利用者からの質問に対応する。新たなフラッグシップ・ストアは、彼らの言うところの「ブランドの物理的発現」であり、自分たちを顧客に正確に示すための大きな看板なのだ。

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