手倉森J初招集に笑顔満開の19歳、DF中谷「人生を変える大きなチャンス」

写真拡大

 弾ける笑顔が印象的な19歳。DF中谷進之介(柏)は「正直、このタイミングで呼ばれるとは思っていなかったので、かなりうれしかったです」と手倉森ジャパン初招集に喜びを表した。

 五輪代表は意識していた。中谷にとって、一つの出来事がその思いを強くさせている。14年10月に行われたAFC U-19選手権。U-20W杯出場権を賭けた準々決勝の北朝鮮戦で先発出場を果たしながらも、PK戦の末に敗北を喫し、世界への扉をこじ開けることができなかった。

「北朝鮮戦では負けて悔しい思いをしました」。当時の悔しさは忘れてはいない。だからこそ、来年1月に行われるリオ五輪アジア最終予選のグループリーグで北朝鮮と同組になったことで、「借りを返したい」と闘志を燃やしている。

 北朝鮮にリベンジ。その思いは強いが、まずは手倉森ジャパンに生き残らなければリベンジの場は訪れない。5日間のトレーニングキャンプの中で、「球際の部分や対人での強さを示しつつ、持ち味であるビルドアップも生かしていきたい」と自らのストロングポイントを披露して、最終予選行きのチケットを手に入れたいと意気込みを示した。

「まずはスタートラインに立てたことがうれしい」と笑顔を見せた男は、「僕はチャレンジャーなので、一歩一歩着実に頑張っていきたいし、最終予選のメンバーに絶対残りたい。自分の人生を変える大きなチャンスだと思っているので、精いっぱい頑張りたいです」と胸を張って答えた。

(取材・文 折戸岳彦)