U-22日本代表候補、全28選手集結…手倉森監督は新戦力に満足気

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 U-22日本代表候補は26日、佐賀県内でトレーニングキャンプ2日目を行った。昨日からトレーニングを行っているJ1勢にリーグ戦を終えたJ2勢が加わり、全28選手が集結してのトレーニングとなった。

 練習前に歓迎セレモニーが行われると、円陣を組んでトレーニングがスタート。J2勢とDF室屋成(明治大)はランニング後にクールダウンを行う軽めの調整となったが、J1勢に前日のJ2リーグ戦で途中出場のFW荒野拓馬(札幌)とMF原川力(京都)を加えた17選手は、ランニング後に2組に分かれてボールを使ったトレーニングを開始。8対8にフリーマン1人によるボール回しなどを行うと、フォーメーション練習で動きを確認した。

 チームを率いる手倉森誠監督は「攻撃におけるダイレクトプレー、ゴールに向かう形を共通理解しようということを刷り込みました。(来年1月に行われるリオ五輪アジア最終予選では)相手の体をつぶしに来るプレーに対して、指1本触れさせないくらいの速いコンビネーションが必要になってくると思っています」と練習の意図を話している。

 その後は右サイドからMF野津田岳人(広島)とMF関根貴大(浦和)、左サイドからDF中野嘉大(川崎F)とDF山中亮輔(柏)がクロスを送り、ゴール前で2対2による攻防が繰り広げられ、2日目のトレーニングを終えた。

 今回のトレーニングキャンプでは関根、中野、DF中谷進之介(柏)、DF三竿健斗(東京V)が初招集されている。昨日のリーグ戦でフル出場を果たした三竿は軽めの調整となったものの、手倉森監督は新戦力に対して、「常連組と差もなく普通にやれているし、この代表を意識していたからこそ、どういうことが求められているのかを理解していると感じました。良いタイミングで呼んであげられたのかなと思います」と語り、満足気な表情を見せた。

 翌27日には福岡大との練習試合が予定されている。指揮官は「今日トレーニングした形を出せればという話をしています。また、攻守のコンセプトの中で、個人をしっかりフォーカスしてあげないといけません。チームコンセプトの中で自分をどう生かせるか、生かし合えるか、そこまで見抜きたい」と連係面とともに、個人のアピールにも期待を寄せた。

(取材・文 折戸岳彦)


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