主演映画観たくない竹内結子、怖すぎて試写も途中でギブアップ。

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女優の竹内結子(35歳)と橋本愛(19歳)、中村義洋監督(45歳)が10月25日、第28回東京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされた映画「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」の記者会見&ワールドプレミアに臨んだ。

中村監督は、ハロウィンの仮装をしている人が多い東京・六本木の場所柄から「ハロウィンで盛り上がってる中ありがとうございます。この作品もハロウィンのような映画です。楽しんでください」とツカミの挨拶をし、竹内は「コンペ選出で、より多くの方に興味を持ってもらえるいいきっかけになりました」と意気込み。国内外の記者から多くの質問が寄せられ、本作への期待値の高さがうかがえた。

中村監督は撮影時の竹内&橋本について「毎日キレイだなとため息つきながら2人を撮ってました。映画始まって30分ぐらいまで2人会わない設定で撮影の順番もそのままだったんです。それぞれ撮っているときでさえ、キレイだな、可愛いなと思っていましたが、その2人が重なったときの2ショットはたまらなかったです」と絶賛。

竹内は中村監督と5作品目、「ゴールデンスランバー」以来5年ぶりの再タッグとなることについて「監督とは何作品もご一緒していて、いつも信頼を裏切られることなく幸せな時間だったのですが、今回ばかりはなんで受けちゃったんだろう? と思いました。理由は怖がりだからなんですけど(笑)。最初お話いただいたときは、『中村監督の作品なら断る理由がありません、受けます』と申し上げたのですが、あとで怖い話だと聞いて『受けなきゃよかった!』と」と後悔したことを明かした。

また、中村監督作品には初参加となる橋本は「監督とお会いする前から『アヒルと鴨のコインロッカー』が大好きで、いつかご一緒したいと思っていました。監督も怖い映画が5年ぶりということで、いつもと違う監督の作品で、初めて参加できうれしく思います。ちなみに私は怖いのはフィクションなら平気です!鈍感なので(笑)」と、竹内とは対照的だったようだ。

そして、怖い映画の定番、撮影中に何か怖かったこと、心霊現象などを聞かれた3人。中村監督は「心霊現象は説明できるから心霊現象ではないんですよね。空中で女のひとがしゃべってる声を聞いちゃったスタッフが何人かいましたが、きっと説明できちゃうと思うんですよね……(笑)。あとタクシーのシーンで出るはずのないところに手が出てたんですよね。カメラマンしかいないはずなのに、そのカメラマンの下から手が出てるんですよ。きっと誰か下にいたんでしょうね(笑)」と回答。

竹内は「監督が稲川淳二に見えてきました。私は試写を途中でギブアップしてしまい、後半、音しか聞いてなくて、TIFF期間中に何とかして観ようと思っていたのですが、今の話を聞いてくじけました。観なくてもいいですか?(笑)」と怖じ気づくと、中村監督から「いや、観なきゃダメでしょ!公開もまだ先で取材も受けるんだから!(笑)」とすかさずツッコまれ、「そうですよね、世界に向けてヘタレ具合を発信するのは嫌なので頑張ります!」と気を引き締め直していた。

3人は仲良く相談し合いながら、丁寧に、また時にはコミカルに回答。作品のテイストとは逆に笑いの絶えない会見となった。

記者会見終了後は、本作のワールドプレミア上映が行われるTOHOシネマズ六本木スクリーン7に移動し舞台挨拶。紺地に緑色の花柄ロングドレスで華やかな装いの竹内、黒の変形プリーツドレスでシックな橋本、そして中村監督が登壇し、満席の客席から大きな拍手で迎えられた。

一般客への初お披露目ということで緊張感を漂わせつつも、最初の挨拶で「結子ちゃん!」「愛ちゃん!」との呼びかけがあると一気に場が和み、3人は和気あいあいとした雰囲気で、撮影秘話などを語った。