イ・チヒ、ツアー19勝目!ベテランの技が冴えた(撮影:岩本芳弘)

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<マスターズGCレディース 最終日◇25日◇マスターズゴルフ倶楽部(6,543ヤード・パー72)>
 ホステス優勝、ツアー初栄冠、兵庫県大会年間全制覇…いくつもの想いが交錯した「マスターズGCレディース」。最後にカップを掲げたのはベテラン、イ・チヒ(韓国)だった。
イ・チヒ、逃げ切りで今季2勝目!最終日の模様はライブフォトで
 3日目で首位に立ったチヒは、この日イ・ボミ(韓国)、大西葵と最終組でスタート。同組の2人が伸びあぐねる中、4番でスコアを伸ばすと、10番で14mをねじ込み、「アレを見て、今週はオンニ(韓国語でお姉さんの意。チヒの愛称)が優勝すると思った」と同伴のボミの心を折るナイスバーディを奪った。
 その後、連続ボギーを叩き2位につけていたアン・ソンジュ(韓国)と1打差まで縮まったが、最終18番をきっちり2オン2パットでパーセーブ。「PRGRレディス」に続き今季2勝目、ツアー通算19勝目を挙げた。
 この日の最初のバーディは昨日もバーディを奪った4番パー3。ただそのティショットでは昨日使用した6番アイアンではなく8番アイアンをチョイス。2番手下げた理由は「かなりフォローだったので」。完璧に風を読み切り、2日連続でバーディを奪った。「リズムが良くなりましたね」と良い流れを生むポイントホールとなった。
 また、ツアー屈指の人気を誇るボミとのラウンドとなった最終日。多くのギャラリーに囲まれたが、「自分のプレーに集中できました」と意に介さず、「そういったメンタルのコントロールも技術の1つだと思っています。パターやショットと同じですよ。また、過去にそういった経験が多かったのも大きかったですね」。これまでに培った“技術”で平常心を保ち続けた。
 チヒの次なるターゲットは「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。2008年の「日本女子オープンゴルフ選手権」以来となるメジャー2勝目を狙う。「宮崎カントリークラブは高麗芝だったりティフトン芝が鍵。来週のオープンウィークで練習しておきたいと思います」。早くも次なる目標に目を向けてクラブハウスを後にした。
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